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妖怪百物語  作者: keikato
307/944

307 蛇ヶ池

 蛇ヶじゃがいけは龍神伝説の一種で、これは「比叡山七不思議」の一つにもなっています。

 その昔。

 延暦寺の龍ヶ池弁天には、神通力を持つ大蛇が棲みついていて、近隣の村人らに危害を加えていました。

 ある日。

 第十八代天台座主、元三大師がんさんだいしがこの大蛇と対峙し、大きくなれるかと問うと、大蛇はみるみるうちに大きくなりました。

 次に小さくなれるかと問うと、大蛇は元三大師の手の平に乗る大きさまで小さくなったので、すぐさま観音様の念力で大蛇を封じ込めました。

 その後。

 大蛇は神通力を人々のために使うようになり、龍神として祀られるようになったといわれています。

 この蛇ヶ池。

 龍神伝説とあってヘビーな話でした。




・ヘビー=蛇=ヘビー(重い)

元三大師がんざんだいし=良源(りょうげん・912~985・第18代天台座主)


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