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妖怪百物語  作者: keikato
257/921

257 乳っこかつぎ

 乳っこかつぎという妖怪がおります。

 乳っこかつぎは山中に現れる「山姥」の類いのもので、これは東京都三宅島の伊ヶ谷などに次のような話が伝わっています。

 山道を歩いていると、自分の乳房を両肩にかけた美しい女が、山の中からいきなりガサガサッと音をさせて現れ、人をびっくりさせたり、男をたぶらかしてきたりしたといいます。

 このとき女を見てきれいだと思ったら、男はその時点で化かされているのだといいます。

 また乳っこかつぎは、夜だけでなく昼間も現れたといい、伊ヶ谷地区周辺では多くの男たちが、乳っこかつぎに出遭って、その乳に見惚れてたぶらかされたといわれています。

 この乳っこかつぎ。

 男たちをオッパイたぶらかしました。


・オッパイ=乳房=いっぱい

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