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妖怪百物語  作者: keikato
209/921

209 ヂーヂーウヮーグヮ

 ヂーヂーウヮーグヮという妖怪がおります。

 沖縄県に伝承があり、ヂーヂーウヮーグヮは「ヂーヂーと鳴く小豚」という意味です。

 子豚の姿をした妖怪は「無耳豚みんきらうわ」や「片身豚かたきらうわ」などがおり、しかもこれらは危険なものが多いとされていますが、ヂーヂーウヮーグヮは人に危害を及すことはなかったといいます。

 またヂーヂーウヮーグヮは、捕まえたあと縛ったまま放置しておくと、いつのまにかおけの切れ端に変わってしまうといわれ、そうしたことからどの家も、捕まえても家には置かず、また桶の切れ端があれば残さず焼いて処分をしていました。

 このヂーヂーウヮーグヮ。

 家にはオケないものとされてきました。


・オケない=桶ない=置けない

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