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妖怪百物語  作者: keikato
183/920

183 龍燈1

 龍燈は怪火の一種です。

 これは龍神の棲み処だといわれている海や河川の淵から現れる火であり、龍神の灯す火ということから龍燈と呼ばれ、神聖視されています。

 広島県の厳島神社の伝承では、龍燈の名は厳島神社で祀られている厳島明神が海神であることから、これは龍宮にちなんで名付けられたともいわれています。

 厳島では夜に多くの人がこれを見物し、特に島の最高峰である弥山からよく見えたといいます。

 これは旧暦の元旦から1月6日頃まで、静かな夜に社前の海上に現れ、最初に一つ現れた火が勢いよく数を増して50個ほどになり、それらはやがてしぼむようにまた一つに戻り、明け方に消え去りました。

 この龍燈。

 リュウトウダビでした。



・リュウトウ=龍燈=竜頭蛇尾りゅうとうだび

・竜頭蛇尾=最初は勢い盛んだったものが最後の方ではすっかり勢いをなくしている


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