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妖怪百物語  作者: keikato
170/921

170 団三郎狸1

  団三郎狸は化け狸の一種です。

 新潟県佐渡市に伝承があり、団三郎狸は佐渡の狸の総大将で、夜道に壁のようなものを出したり、蜃気楼を出して化かしたり、木の葉を金に見せかけて買物をしていたといわれています。

 また棲み処の穴に蜃気楼をかけることで、立派な屋敷に見せかけて人を招き入れたり、病気になれば人に化けて人間の医者にかかっていました。

 こうした悪さだけでなく、団三郎狸はこまった人には金を貸し、借用書に金額、返却日、名前を記し、大きな判を押して置いておけば、翌日にはその借用書が消え、かわりにまちがいなく金が置かれてあったといいます。

 この団三郎狸。

 みなに信用があって、太鼓判を押されるだけのことはありました。




・太鼓判を押す=大きな判を押す

・太鼓判を押す=その人物や品物の質などが絶対によいものであると保証する


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