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勇気があれば世界を救える

 このタイトルに書いてあるマジシャン・タクッティクスとは現在、作者monoが作成しているTRPGの設定で作っておりまだ出来ていない所もあるので掲載については不定期です。

 さらにTRPGを知らない方はぜひ検索をかけてみてください。

 もし、どのような設定か気になったという意見が出たらいずれ「マジシャン・タクティクス」の設定を公表します。

 プロローグ(前)

「『自己や意識で魔術を形成すること』が魔術師に大切なことで、君はそれを学ぶ為にこの魔術師教会に入門する為に極東からわざわざヴァチカンまで・・・」

「そうです。そのためにここまで来たんです」

 実際、その頃の私こと、不治林 リョカは未来への希望を持ち夢ある学徒であった。

 一年目からそれなりの成績を収めていたが二年目のクラス指定の結果私は魔術師になることができなかった。

 「クラス指定」とは、ヴァチカンでは六つのクラスを指定してそのクラスに指定した技能を学んでいくスタイルである。

 六つのクラスはそれぞれ、魔術師・狙撃手・騎士・盾使い・暗殺者・重機使いの六つのクラスに分けられる。

 そしてそれぞれのクラスにはやっぱり人気のクラスと不人気のクラスがあり、男だったら騎士・重機使いのクラスで女だったら魔術師のクラスが人気である。

 しかし、不人気のクラスというのもあるその一つは盾使いのクラスである。

 しかし私自身は魔術師になりたいから魔術師のクラスになりたいことだけを考えていたためその時は人気・不人気のことを考えてはいなかった。

 その結果、私は人気でもなく不人気でもない「狙撃手」のクラスになってしまったのだ。

 まさか、魔術師のクラスになることができなかった。私は学長室にいる学長に直談判をしたのだ。

「学長、なんで私を魔術師のクラスにしてくれなかったんですか?」

 学長は真剣な顔をして私の質問を返してくれた。

「不治林君・・・君は魔術師に似合わないと思い。君を魔術師のクラスをどう思っているんだね?」

「魔術師のクラスは、人間の神秘と魔術の神秘を研究していると、私は思っています」

 しかし、学長は残念な子供を見ている様な眼で私を見ているのだ。私は何か的外れな答えを言ったのだろうかと考えていたら学長から私に話しかけてきたのだ。

「はぁ~、君は何を勘違いをしているのだ・・・」

「私は、何か間違った答えを答えてしまったのですか」

「いいかい、君の答えは確かに一般の魔術師の正解だが、ここでいう魔術師のクラスは陰謀の世界を表しているんだ」

「!! ・・・じゃあ、あの神秘の探索者というのは・・・」

「確かに一般の魔術師だったらこの『神秘』を探すで間違ってはいないが・・・ここはヴァチカンの魔術教会だ。君の研究に対して十人いれば十人全員答えも違うし他にも妨害をしてくる人物もいる。簡単に言えば人生ゲームという億万長者(神秘)のゴール前で他のプレーヤー(魔術師)が開拓地(妨害)で君を一位にさせないようにしていると考えた方が良い」

「だから・・・何よ私だったらそんな障害を乗り越えてやる!!」

 私は切れて学長に啖呵を切ったのだった。

「はぁ~、しょうがないこの問題が分かったら魔術師のクラスに入れよう」

「・・・分かったわ」

 この一問だけ解けることができたら魔術師のクラスに入れてくれるならそれで入れてくれるならラッキーだと思った。

「それじゃあ、問題だ」

『問題:君は貧乏な家に生まれで、その日はもう食べる物が無く街角のパン屋に盗みに行った。

 しかしすぐに、盗みがばれてしまい走って逃げることにした。

走る速度はほとんど同じで君は最初のタイムラグ十秒だけが命綱であった。

 だが、人とぶつかってしまいその人物にパンを踏まれてしまったのです。

「あぁ~パンが~」

「そんなにこのパンが大切なんですか?」

「そうだよ・・・もしこのパンがなかったら家で待っている妹が死んじまうんだ!!」

「分かりました。何とかしましょう」

「え・・・」

「今、なんであなたが街角のパン屋さんに捕まっていないか分かりませんか? 私が魔法で時間を止めているんです」

「そんな・・・ばかな」

「それができるから魔女です。それであなたはこの私が踏んだパンを何とかして欲しいんですね?」

「ああ、そうだけど・・・無理だろう」

「いいえ、不可能じゃありませんよ」

 手元からパンをたくさん出すことができた。

「すごい・・・」

「いいえ、これ以外にもこのパン達を「金のインゴット」にできます」

 今度はパンをインゴットにしました。

「そんな・・・ばかな夢を見ているのか」

「それじゃあどっちを選びますか?」

 魔女は君に質問をしてきました、あなたはどちらを選びますかと?』

「それじゃあ、まずルールを三つ言っておこうそうしないとアンフェアだからね」

 学長からルールを三つ説明し始めた。

『一つ目は「制限時間は五分間机に置いてある砂時計が底に落ちるまで」二つ目は「質問の回数は三回まで」三つ目は「両方・もしくは選ばないという選択はできない」とこの三つを守って欲しい」

 そして、学長は自分の机の上に砂時計を置いた。

 私は質問を考え始めた・・・。何が正解で何が不正解なのかを考え始めた。

 その答えは私には今だに分からないことである。




 この小説を読んで頂き誠にありがとうございました。このように次回も見てくださるとうれしいと思います。

 まだ、前編のプロローグなので、ここではどのようなクラスがあるかそしてどのように進んでいくか楽しみにしてください。

 現在はマジシャン・タクティクスは狙撃手スキルを作成中です。

 もし、面白いスキル等がある人はぜひご意見を聞かせて下さい。

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