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空をめぐる光のものがたり  作者: あいの あお


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10/10

10.


 そうして幾年いくとせ幾歳いくとせも日と月は順ぐりにきらきらと空をめぐります。


 北のひとつ星は今も天高くきらきらと輝いて月が白の道を渡るのを見守ります。


 星々は場所を変え輝きを変え今日も空をきらきらと彩り物語をつむぎます。



 ときどき、日の渡る空に月がうっすらと銀に輝きます。

 それは女王を心配した妹姫がうっすらと目を覚ましてしまうから。


 ときどき、空を渡る日が影に隠れて真っ暗になってしまいます。

 それは疲れた女王を妹姫が宮殿に隠してしまうから。


 女王が長く眠る季節ときは大地がゆっくり冷えるとき。

 妹姫が長く眠る季節は大地がゆっくりあたたまるとき。


 そうして季節はめぐり、めぐります。




 幾年も幾歳も。


 きらり、きらりと輝いて。


 空は今日も弱きものたちを見守り続けるのです。





ここまでお読みいただきありがとうございました。

また別の物語でもお会いできれば嬉しいです。


物語はいったんここで終わりますが、北のひとつ星と月や物語についての雑知識をいずれ挿絵と一緒に「あとがき」として投稿予定です。

そちらもよろしければ徒然にでもご一読いただければ幸いです。

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― 新着の感想 ―
金色の女王と銀色の妹姫さま、なにかの象徴なんだろうな、と思いながら読み進めていましたが、途中からはこの優しい語りの中にどっぷりとハマって読んでいました。 騎士にも役割があって。 人々の導として今も見つ…
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