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7/10

ひだまりの家

春の午後、









千春はふらりと「ひだまりの家」と書かれた看板を見つけた。






古びた木造建築は暖かな陽光に包まれていて、



外からは子供たちの笑い声が聞こえてくる。


千春はその場の 

   雰囲気に惹かれて門をくぐる。



「こんに   ちは!」と元気な声で

迎えられた。小さな女の子がにっこり笑いながら、「ひだまりさん

ですよね?」と聞いた。

千春は混乱しながらも、うなずいた。  

「うちのヒナ、  





遊んでくれてありがとう!」 母親 ら 

しき女

     性が礼儀正 

 しく頭を下げる。千 

春は少し戸

惑いつつもそ     の暖かな 

空気に流され、子供

 たちと楽しい時




    間を過ごす。











夕方になり、








家を出るころ。千

春はふと立て

看板の文字をもう一

度見た。

「ひだま

りの家」







………………………………看板に別の文字が浮かび上がってきた。






「非だ、  まりの家」

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― 新着の感想 ―
草  タイトルにそぐわぬ怪しくも物静かな展開からのオチに、既述作との落差もあって、脱力感と笑いがわきますた
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