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世界の終わりに見る夢は

作者:安路 海途
 世界の終わりに、人はどんな夢を見るのだろう?
 時間の停止――それが、世界の終わりにやって来た事象だった。そこには黙示録を告げる天使のラッパも、天空に屹立するキノコ雲も、巨大隕石の衝突も、不治の病に苦しむ人々の怨嗟も存在しない。
 ピアノの最後の音が静かに消えていくような、そんな世界の滅亡を、彼らはどう過ごしたのだろう?
 ――ある少女は、いつも通りに学校へ行く。ある男は、自暴自棄の中で薬物に溺れる。二人の少女は、自分たちの自由を確かめる。一組の男女は、叶えられなかった幸福を満喫する。
 そして、ある少年は言う。
「この世界から悲しみさえなくなってしまうのは、悲しいことだよ」

 これは、終末でもカタストロフでもない「世界の終わり」に、人々がどんな行動をとったのかを綴る、モザイク状の物語――

(09/5/20~09/6/6)
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