クトゥルフ神話に興味を持った
私の個人的クトゥルフ入門日記です。全4話です。お付き合いいただけたら幸いです。
みなさんは「クトゥルフ神話」ってご存じですか?
小説を検索したり、本屋を巡ったり、ネットサーフィンしていたりしていると、たまにこの「クトゥルフ神話」というワードが目に入ります。
その度に「クトゥルフ神話」とは一体何だろう、とふと思うのですが、特に調べたりすることもなく私の中では長いあいだ謎なワードのままでした。
きっと「北欧神話」や「ギリシャ神話」とかと同じような「どこかの国の古くから伝承された物語」だろう。
なんとなく男性が好みそうな響きだなあ。
という思いこみが、ネット検索する手間すら阻んでいたのです。
しかし最近になってふとなんとなく興味が頭をもたげ、ネット検索して色々調べてみました。今までなんだったのか。
すると(Wikiから引用)
クトゥルフ神話(クトゥルフしんわ、Cthulhu Mythos)は、パルプ・マガジンの小説を元にした架空の神話。
と、あるじゃないですか! 架空の神話? 根本から間違っていたことにちょっと衝撃を受けました。無知からの思い込みって恐ろしい。
続いて「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」というアメリカの作家が書いたホラー小説が元である。
他の作家仲間がそのホラー小説の設定を借りて、次々に作品を発表した。
ラヴクラフトの死後、彼の友人であるオーガスト・ダーレスが世界観や設定を「クトゥルフ神話」としてまとめた。
その「クトゥルフ神話」が様々な媒体によって、現在世界的に広がっている。
ということも知りました。仲間同士で設定を共有しあっていたんですね、なんだか楽しそうです。
ところで肝心の「クトゥルフ神話」の内容は? と思ったのでさらに調べてみると(一部Wikiから引用)
太古の地球を支配していたが現在、地上から姿を消している強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が現代に蘇ることを共通のテーマとする。
人間ごときが立ち向かうことのできない圧倒的神々
「宇宙的恐怖」(コズミック・ホラー)
とあります。
タコやイカみたいな色々な神々が登場するみたいなのですが、なんとなく抽象的で、いまいちどういった話なのかピンと来ない。なのでさっそく、ラヴクラフトの本を読んでみようと思いました。そしてその世界観を気に入ったら続けて読もうと意気込みました。いざ、クトゥルフの世界へ!
とりあえずネットで「クトゥルフの呼び声」のコミック版をダウンロード。1920年代の作品だというので、小説版は難しそうだと尻込みした結果です。訳者でとっても読み辛くなってしまうので、今でも海外文学はちょっと苦手……。