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女の子に拾われた

新キャラ登場です!

想像してほしい。もし君がいきなり知らない世界に1人ぽつんと立っていたとしよう。さあどうなるか?

「あああぁぁぁぁーーーーーここどこだよぉぉーーー!!」

とりあえず叫んだ喉が潰れるまで。夢かと思ったからとりあえず顔を殴った。痛い。現実だ。

「最悪だぁぁぁーー!!」

とにかく叫んだ。混乱していたがようやく落ち着いてきた。なんなんだよあの彼氏持ち女神が、本当腹たつ!!異世界には行きたいと言ったかもしれんがいきなり連れて行くか?常識がねーのかよあの女神は。ん?でもここに飛ばされる前になんか言われたな。んーと

「私が貴方を異世界に送るのだからダサいママじゃかわいそうだよね。だからイケメンにしてあげるし、強くしてあげるからそれはおまけね。この世界で失敗したんだからあっちではうまくやってね。」

イケメンにした?強くなった?本当か?近くに流れている川を見ていた。

「え、嘘。これ本当に俺?」

目を疑った。だってこれ美男子コンテストでも一位になれるんじゃねえの?てくらいかっこいい。

「....まあいい女神だな。」

あっさり許してしまった。とりあえずここは町の人にここがどこか聞いてみよう。RPGの最初にプレーすることにおいて大事なのは情報集めだ。よし。

「あの、すいません。」

と声をかけられた。

「はい、なんでしょうか?」

振り返って声のする方を見て見たら

「町では見かけない顔ですね?どこの町から来たんですか?」

と妹と同じくらいの女の子が俺に聞いてきた。

「えっとー、い、異世界から。」

渋って答えた。そしたら

「異世界からですか?え?なんですかそれは?」

..まあ当然の返しだろう。俺もいきなりどこから来たの?と聞いて異世界からという人間に出会ったら気持ち悪いと思ってしますからな。

「そ、そうなんですか。へ、へ〜。」

でもこの子はいい子だ。こんなおかしな俺でも会話を聞いてくれる。いい子だなあ。でも前の顔だったら絶対にそのまま避けてたろうな。

「冒険家の方ですか?」

冒険家?ああ、この世界でもギルドとか狩り人とかいるのかな。色々教えてほしいな。

「うーん、実は色々記憶がなくてさ、できればこの世界のこと教えてもらってもいいかな?」

ダメ元でお願いしたが、

「ええ、いいですよ。私でよければ。」

やったぁ!!と心の中でガッツポーズをした。

「自己紹介がまだでしたね。私はリコと言います。よろしく。」

リコちゃんか..あまり好ましくない名前の響きだが、関係ない。

「俺の名前は黒川太郎!よろしく!」

こうして俺はリコという少女に出会った。これが運命の出会いであった。

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