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空が赤く染まる頃

作者: Anna

テンション低い時に思いついた詞、第2弾!


そんなの全然気にしない、むしろウェルカムだ!、って人は読んでください(・ω・)/

朝焼けに染まるこの空の下

眠気まぶたを擦りながら

今日という日の始まりを

1人噛みしめる僕ここにいる


今日は何しようかな

誰と遊ぼうかな

1人の場合は何しよ

勉強はうんざり

バイトもなければ学校もない

とりあえずまずは顔を洗おう



とりあえず携帯を手に取り

片っ端から電話かけまくる

募る募る電話代なんて気にせず

すりへるバッテリーは充電で補う

そして集まるいつもの仲間

またこのメンツかよ、って冗談いいながら

心はすでに晴れ模様



僕らの昔は暗くなるまで

みんな楽しく遊んだな

ただ走り回ったり

くだらないことで

みんな笑顔になったな

それでも時は経ち

今の僕ら

いったいどこへいってしまったんだろ

空が赤く染まる頃

日々そんなことで思い老けていく



だいたい僕ら集まって

やることはもういつもノープラン

ただ集まりたいから集まって

毎日の愚痴悩みを言い合って

そしてたどり着く話は

結局昔話であって

あの頃はよかったな、とか過去を振り返るばかり


そしていつの間にか空は夕焼けに染まり

もう少しで夕闇に飲まれるこの街

周りを見ればうちに帰る子供たち

それはいつか見た光景


昔はあれが僕たちで

また明日なって、手を振り

うちまで続く帰宅路を走る


そんな光景を見て

僕らは一層深く思い出へ



僕らの昔は暗くなるまで

みんな楽しく遊んだな

転んで膝小僧擦りむいても

次の日にはケロッとした顔で

みんな笑顔になったな

それでも時は経ち

今の僕ら

いったいどこへいってしまったんだろ

空が赤く染まる頃

日々そんなことで思い老けていく



周りはもう暗闇

場所を移し喋り合う僕ら

アルコール片手に

どんどんヒートアップするテンション

子供の時と違って

僕らの時間はまだまだ続く

窓の外は車や建物の光で光り輝く

本番はこれから

さぁ行くぞ!



いつの間にか周りは真っ暗闇

あれだけ輝いた光もなく

僕らを照らすのは月明かり

そして電柱のライトぐらいかな

そんな中でコンビニの光はまぶしいな


そしてふと思う今の現状

今の僕らっていったい何してるんだろ?


日々の流れに身を任せ

ただ流れてく日常

小さい頃に見ていた夢

憧れていた大きな挑戦

なのに今は忙しい毎日

無意識に認めたくなく

ただ流れてく日常



僕らの昔は毎日が発見で

毎日がとても楽しかった

悲しいことがあったり

喧嘩しても次の日には

みんな笑顔になったな

それでも時は経ち

今の僕ら

いったいどこへいってしまったんだろ

空が闇に包まれる頃

1人考えながら思い老けていく



そして別れの時が来て

仲間たちとの長い別れ

次はいつ集まれるか

昔はそんなこと気にしなかった

でも現状は社会人なわけで

昔みたくいくわけもなく

帰り際に“またな”って言えなくて

当たり障りもない

バイバイってゆう別れしかできないなんて



陽はまた昇り

繰り返していく毎日の中で

悲しいこと

辛いこと

逃げ出したくなることに出会っても

あの頃のように

支えてくれる仲間はそばにいなくて

結局はそのまま抱え込み

苦しくなることもあって


そんなときにかかる電話

遊ぼう!って言う君の言葉

その言葉聞くだけで

抱え込んでいたものを投げ捨て

昔のように走って

集合場所に向かう



僕らは今は暗くなるまで

みんな勉強したり仕事をしたり

営業先へ走り回ったり

くだらないことで謝ったり

みんな笑う暇もない

それでも時は経ち

今の僕ら

いったいなにをやってんだろうか

空が黒に包まれる頃

日々そんなことばかりで考え込んでる


それでも

僕らの昔は暗くなるまで

みんな楽しく遊んだな

ただ走り回ったり

くだらないことで

みんな笑顔になったな

それは今でも変わらない

今の僕ら

どこへ向かうとしても変わらずにいる

空が赤く染まる頃

日々それを支えに走っていく

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