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恋する短歌 -3-




凍える夜 息を吐き出し 手を擦る君 僕じゃ返って 君を震わせる






喋りたい 会いたい見たい 口説きたい 君への欲望 ほら、果てもなく






何回も 何回も呼ぶ、 何回も。 君のフルネーム 届け、この感情きもち






空を舞って せせらぎを越えて 辿り着く あなたの傍ら そのぬくもりへ。






実る枝 膨らむ秋雲 遠い空 枯葉の音、楽し くしゃくしゃと踏む






その雫 頬から落つる きらきらと 視線で追うと 染みて消えた






切り取った 青空めがけ 手を伸ばす 雲に向かって パンチパンチ!






伸ばした手 真っ青な空 遠い空 頭上の緑も 掴めはしない






いつか届く そう思って伸ばした 延ばしてた 零した涙 届かない手






誰もいない その場には誰も 誰もいない ずっと忘れない 君が居たこと。






寒い朝 吐く息白くて 苦笑い 傍らにいた 君はどこへ?





自作した短歌集二冊目からと、後半は詠み降ろしです。


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