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第一章 始まりの町
4/4

超ムキムキマッチョのおじさん が現れた!!

 走りながらいじっているといくつか分かることがあった。

 まず、ステータスでスキル欄を押すとそのスキルの詳細がわかることだ。これは多分鑑定スキルのおかげだろう、そして気になったスキル、計算機を視てみると



 【スキル 計算機】

 脳内で起こる計算を高速で行うスキル、唱える必要はなく、常時発動されている。

                 (隠蔽Lv.3)

 また、このスキルは繝偵Η繝溘リ繝ォ邇句嵜縲∝?莉」蝗ス邇九〒縺ゅk繝九す繧ソ繝サ繧ソ繝?く繝サ繝偵Η繝溘 リ繝ォ?井サ・荳九ヲ繝・繝溘リ繝ォ?峨′菴ソ縺」縺ヲ縺?◆縺ィ縺輔l繧九せ繧ュ繝ォ縺ァ邇句嵜縺ョ邨梧ク育匱螻輔r謾ッ縺医※縺?◆縺ィ縺?o繧後※縺?k縲

                 (隠蔽Lv.8)



 なんだこの文字化け、よくわからないがこの隠蔽Lvが関係しているのか?鑑定スキルで情報を見ているから鑑定スキルのLvのことなのか...今俺の鑑定スキルはLv.5だから、もしかしてLv.8になったら見れるのかな?まあ急ぎの用事もないし気にすることはないか。



 そして分かったこと2つ目、アイテムボックスに入っていたものだ。

本が二冊と水、食料、あとよくわかんない瓶みたいなものが入っていた、これもしかしてポーションってやつか?

 本については題名が『この世界について』と『初級~上級魔法発動式一覧』だ。なんだこれすごい分厚いぞこっちは町についてから読もうと思う。










 そろそろ半分くらい来たか............?

20分くらい経ってさすがに少し息が上がってきた、そこらへんで休みたいな。そう思ってあたりを見渡すとちょうどいいところに野原があった。


 「ああぁぁぁぁぁ」


 野原で大の字に寝ころびながら空を見上げた、雲一つない青空だ、心地が良い。このまま少し寝よう.........



















 「…jo...ojo...aojo...djaojo‼」



 んん...なんだぁ?せっかく気持ちよく寝ていたのに、などと考えながら起き上がると、そこには大剣を担いだムッキムキとかいうレベルじゃないような気がするおじさんがいた。しかし言葉がわからない...


ピコン 【スキル 全言語(パーフェクトトランス)対応(トレーション) の発現条件を満たしました 】

    【スキル 全言語(パーフェクトトランス)対応(トレーション) を発動しますか? Yes or No 】


 取り敢えずYesだなデメリットなさそうだし


 「兄ちゃん、こんなとこで寝てたら魔獣に襲われるぞ」



 おお、言葉がちゃんとわかる、そして魔獣?あの虎みたいなやつのことか?それは怖い、教えてくれたこの人に感謝だな


 「起こしてくれてありがとうございます。ついでと言っては何ですが町まで連れていってくれませんか?」


 せっかく冒険者みたいな人に出会ったのだ連れて行ってもらおう


 「おう、そんなかしこまらなくてもいいぜ 俺はガルデ、冒険者をやっているBランクだ」


 「ありがとう。俺は晴登、何だかわからないが気づいたら森の中にいた。町までよろしくな」


 Bランク...おそらく上のほうなのだろう話した感じもいい人だな、町についてからもお世話になりそうだ


 「森の中にいた?大丈夫だったのかそんな薄着で」


 「一回襲われそうになったが、逃げ切ったから大丈夫だ」


 そういえばこのおじさん...ガルデはずいぶんと厚い鎧を着ているが重くないのだろうか


 「その鎧、重くないのか?」


 「重いさ、でも慣れちまえばそんな気になんねえよ」


 






 こんな感じで話しながら1時間ほど話していると大きな壁が見えてきた


 「あれがウーヌティアの外壁だ、魔物からのの進行を止めるために丈夫に作られている」


 なるほど、やけに大きいと思ったらそれが理由か

 あ、あそこに門がある入口かな?


 「あれが入り口なのか?」


 「そうだ、そういえばお前なんか身分がわかるものあるか?ギルドカードとか」


 そんなものはない、そもそも町に入ること自体が初めてなのだ、あるはずがない


 「ごめんなさい、無さそうです」


 「じゃあ仮の証明書を作るか、青銅貨5枚だな。あるか?」


 さっき聞いた話なのだがこの世界の貨幣の価値は日本円でいうとだいたい

 白金貨 1億円

 金貨  100万円

 銀貨  一万円

 青銅貨 1000円

 銅貨  100円

 鉄貨  10円

くらいなので青銅貨5枚は5000円くらいのようだ。って言ってもそもそも持ち合わせがないのだが...


 「それが、持ち合わせもなくて...」


 「じゃあ貸してやるから、っていっても仮だから2週間くらいまでにはギルド登録をしてつくっておけよ」


 見ず知らずの俺に5000円も出してくれるとは、決して安くはないだろう感謝してもしきれないな。この人がいなかったら今頃どうなっていたことやら

 「ありがとう、いつか返す」


 「いいってことよ、おっ 順番だな」


 「こんにちは、身分の示せるものの提示をお願いします」


 「俺の分はこれだ、そしてこいつの分の仮証明書を発行してくれないか?」


 「お名前、ガルデ様...はいokです、そして仮証明書の発行ですね、銅貨5枚となります」


 「銀貨で頼む」


 「銀貨一枚で銅貨5枚のお返しです。あくまで仮なのでお早めにギルドへ加入することをお勧めします」


 「ありがとうございます」


 「ではウーヌティアをお楽しみください」



 「俺は今からギルドへ行って依頼の達成報告へ行くが...お前も来るか?」


 始めてくる町だ、土地勘もない連れてってもらおう


 「よろしく」









 3分ほど歩いたところに4階建てほどの建物が見えた、あれがギルドのようだ

中へ入って奥に進むとカウンターがあった


 「いらっしゃいませ、御用件は?」


 「依頼の達成と新規加入だ」


 「依頼の達成報告と新規加入ですね、まず依頼内容と依頼のランクをお伝えください」


 「ワイヴァーンの討伐 Aランクだ」


 「ワイヴァーンの討伐......ガルデさんですね」


 「そうだ」


 「それでは討伐証明部位の角を出してください」


 ゴトッ

 「これだな」


 小さなバックから大きな角が出てきたぞ、あれもしかして魔法鞄(マジックバック)っていうやつじゃないか?


 「はい、確かに確認しました。こちらが達成報酬の金貨二枚となります。それでは新規加入のほうへと移ります」


 金貨二枚...200万⁉そんなに危険な依頼だったのか、もしかしなくてもガルデさん結構強いのでは?


 「よろしくおねがいします」


 「この紙に氏名、年齢、適正等を書いてください」


 ん?適正?


 「すみません適正って何ですか?」


 「魔術適正です、魔術には主にタイプがあってまず無色、これは適性が無くても誰でも使えます。次に赤、緑、青、黄、この四色はそれぞれ火、自然、水、電気の適正です、そして光、闇、この二つは珍しくそれぞれ治癒や浄化、呪いや毒など使い道が多いのが特徴です。協会などで測るのが一般的ですが、ここで測りましょうか?」


 へ~魔術に適正とかあるのか


 「よろしくお願いします」


 「ではこの水晶に手をかざしてください」


 大きな水晶だな、しかも透き通っている。なかなかないんじゃないかこんなの


 「はい」


 かざしてみるとと白っぽく光った


 「この色は...珍しいですね全適正です、もしかして魔法神の加護などを待たれているんじゃないですか?」


 確か持ってたよな、でもこれ言っていいのかわからない...


 「では適正は全適正と、次は魔力量の測定ですもう一度この水晶に手をかざしてください」


 同じ水晶でできるのか、この水晶思ったよりハイテクなのか?


 「はい」


 さっきと同じようにかざすと、今度はかなり強い光が放たれた


 「うわっ、まぶしい」


 「全適正の時点で薄々わかってはいたんですが、やはり魔力量も多いですね...通常が4000程度なので...だいたい7倍ほどです」


 思ったより多いんだな


 「それではこちらがギルドカードです、ハレト様は魔力量が基準値を超えているのでDランクからのスタートです。依頼は2ランク上のBランクまで受けることができますが、Bのランクの依頼を受けるにはパーティ内にBランク以上の冒険者がひつようとなります。またランクはE~SSSまであり依頼達成件数と成功率によって変動します、6か月以上依頼を受けないと再発行が必要になりますので気を付けてください」


 「依頼はどこで受けれるんですか?」


 「依頼を後方のあちらで掲示しているので依頼カードをカウンターへ持ってきてください」


 「わかりました、ありがとうございます」


 日も暮れてきたしまずは宿を探そうかな

しばらく投稿できないかもです すみません。

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