表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
孤高の美獣  作者: 翡翠
3/3

episode2



_____つまらない。



はぁ、と自分の口からため息が零れるのを感じた。


先程まで視界が黒で埋め尽くされるほど集っていた魔物が跡形もなく消え、

晴れた視界の中、雲一つない綺麗な群青色の空を見上げる。



「………」



目を瞑れば穏やかな風が流れ髪の毛を揺らす。

眩い太陽の日差しが届き、ゆっくりと自分の体を暖める。


時間が長くも短くも感じる自然の中に複雑に絡まる思考を振り払う。




ゆっくりと目をあけるとぼやけた視界に右の手に収まっている杖が視線に映った。



その杖は全体的に少し古びて霞んでいる。

しかし、太陽光が反射して輝く姿は日々丁寧に手入れされているのが窺える。




____ずっと昔から共にしてきた杖。


無意識に握る手に力が籠もった。




「…私は、絶対に……、____」




眺めていた杖を振る。


その瞬間、淡い光とともに彼女の姿は消えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ