プロローグ ・・・『RS5号事件』
初めての投稿で緊張していますが、どうかよろしくお願いいたします。
本作品はボードゲームのタブラの人狼のルールの一部を参考にして作った小説です。
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
-1-
あなたは、タブラの人狼というボードゲームを知っていますか。
タブラの人狼はモスクワ大学で作られた「マフィアゲーム」からの派生作品で、現代日本では「人狼ゲーム」とも呼ばれています。しかし、そのマフィアゲームよりも多様な役割があり、勝利するための戦略も圧倒的にマフィアゲームより多いです。
私もこの事件に出会う前まで全く聞いたことがありませんでした・・・。
この事件とは 「RS5号事件」と呼ばれています。今日でちょうど1年になります。
今日に至るまで「RS5号事件」の真相はベールに包まれています。しかし、私にとって、この事件は一生かけても解決しなければならない、そのような事件です。私はこの事件の真相を知るまで、この事件について調べるつもりです。
本日、事件現場で重要な証拠品が見つかったと上司から伝えられました。私はこれから、その証拠品を直接確認するため、現場に向かうところです・・・。
現場に向かいながら、事件の概要について説明させていただきます。どうか、私と一緒に真相を暴いてくれませんか。