第三話 俺の名は…
もう書いてるとドンドンこんがらがってきます
寝て起きて、アニメ見て、ラノベ見て、マンガ見て、ゲームやって、アニソン聞いて頑張ります!
「どういうことだ?」
そしてすぐ俺は祥希に電話した
(もしもし祥希!今から外へ出てくれないか?)
(なんだよ、いったい、、、ってどうなってるんだよ、これ)
(ああ、現実世界に戻っているようだな)
(なら今日はどうする?)
(そうだな…モンスターを倒してもステータスは上がるが、学力とかは上がらないからな…。お互い家で他の人との差をつけておこう)
(明日は学校だしな)
(いや学校では俺らは目立たないようにする)
(なんでだ?)
(無駄に怪しまれたくない)
(わかった、また明日)
俺と祥希は小中高同じ学校だ、高校でも同じクラスになることができ、毎日俺らは会っている
(おう、また明日)
そして、昨日の明日となった今日
学生、労働者には厳しい月曜日の朝だ
だが、今日はいつもの苦痛とはまた違ってきつい
学校に着くと、あの現象の話題でもちきり、周りがとてもうるさい。
「おはよう〜!」
「裕歌か、おはよう」
1人の女子に挨拶をされ、返事をした。
その相手は春野裕歌
クラスのみんなにとても好かれており、嫌なところがない…まああれだ、美少女だ。
ひょんなことから俺と仲良くなった。
話しやすい女子だ。
そしてー
「なんかみんな凄いね〜、私変化なんて全然感じられなかったよ?もうみんなについていけないよ〜」
「まあ、お前はそんな感じでいいんだよ」
「なにそれ〜、嫌味〜?」
「いやいや、褒めてるんだよ」
こいつは『THE・普通』だ
だったと言うべきだろうか。
学力も運動能力も普通の天然系。
ただ、そのおかげであの現象の影響力はかなり低いのだろう。
こういうなんともないやつが、この世界にあっているんだろうな。
そんなこんなで、俺は祥希や他のクラスメイトとも例の現象について特に何も無い一般人のように話した。
気づいたのはやはり、変わっているものはステータスのみというところだ。見た目や性格は変わっていない。男女の交際もいつも通りのようだった。
情という概念に対しては、その効果はないという事だ。
ただ、怪我や病気は元に戻っている。骨折や持病が治ったというのはネットでも見たし、実際にそういう人と会うとわかる。
てか医者の仕事はどうなるんだよ。まあそんなこと気にしてる暇はないよな。
いや待てよ、ということはー
(キーンコーンカーンコーン)
ホームルームのチャイムがなった。
礼が終わると、担任の教師が告げる
「みんなは知っていると思うが、一昨日の朝3時半頃、世界中の人の力が同じになるという謎の自体が起きた、原因は不明だ。学校側もまだ対処のしようがない、今日はひとまず家に帰ってほしい。くれぐれも寄り道はしないように。」
やはりな。
この現象で大きく影響されるのは教師も同じだろう。
なんせ、学力が同じになってしまうからな…。
学力が平等になるというのは、とても考えるのが難しい。
ようは知っているものが同じということだ。昨日までで俺が試した限りでは、おそらくこの脳は今かなりのことを知っている。ほとんどの人がかなり頭が良くなっていると考えられる。
ただ、それを引き出すことができるかどうかが問題だ。
だから、みんなは自分の学力の高さを知らない。
この原理がわかったところで意識的に脳から引き出すのはかなり難しい。
よって、みんなはあまり自分の学力に気づかない。
いわば、暗記できるだけ暗記した状態だ。
ここで授業をしてしまえば、みんなが問題が解けることに気付き、混乱する。また、教師の必要性がなくなる。
単純に異常事態だということもあるが、ここで授業を中止したことは、いい判断だろう…。
やはり、仮想世界にはならないか…。
そんなことを思いながら独りで家に帰った。
家に着くと、特にやることもなく、ゲームをした。
こんな世界になろうが、ゲームというものは面白いものだ。
録画してある深夜アニメを見た後、ネットを確認した。
今のSNSというものはリアルタイムの出来事、投稿を簡単に知ることができる。
より話題になるものはあっという間に全世界に広まる。外国語でも、翻訳されたものがすぐに広まる。まずは、それを見るのが基本だ。
そして、現在一番話題になっているのは一人の日本のユーザーによる投稿だった。
〝世界中のみなさん、今の現状にさぞ驚いているでしょう。今、全ての人が平等の能力を持っています。それは、老若男女問わずです。何が原因でこうなったのでしょうか、それは他でもない私の仕業です。〟
「…」
〝そしてみなさん、あなた達にはステータスというものが振り分けられています。それはみな平等、レベル1からのスタートです。このステータスというのは、あるゲームを元に作られています。例えば『Light』と言って手を突き出してください。あなたの手からは光が放たれます。〟
「はは、ガチじぇねえか…これ」
〝このような特殊な能力を駆使し、次々とモンスターを倒してください。あらゆる生物がモンスターです。倒すと、ステータスが上がり、レベルが上がります。毎月全世界でレベルのランキングが個々に知らされます。そのランキング上位者には報酬が与えられます。逆に下位2割の人には死んでもらいます。またモンスターに負けるとステータスはレベル1の段階に戻ります。〟
「何言ってんだよ…こいつ…」
〝不利な人もいると思ったみなさん、私は老若男女問わず平等になったと言いました。この世界における、ステータスは同じです。また、皆さんは普段通りの生活をしてください。しなかったら、何が起こるかわかりませんよ。あとは、想像です。モンスターは仮想世界で倒すことができます。仮想世界は意識することで入ることができます。その時、あなたは現実世界からはいなくなります。そして、その想像力で技を使いこなし、強くなってください。名乗り遅れました。
私の名前は染奏汰。
長い説明を最後まで見てくださりありがとうございました。〟
「おいおい…ははは、ふざけるのも大概にしてくれよ…!」
〝そういえば、このルールに初日に気づいた人が数人いましたね。その人達には特別にその日仮想世界を開きました。フライングおめでとうございます。
さて、私がこの世界の、このゲームのマスターだ!
私を、ゲームマスターを倒したければ、私を見つけ出せ!そして、強くなれ!〟
「上等だよ…」
〝さあ…〟
「〝ゲーム開始だ!〟」
言い忘れていたけど、俺の名前は染奏汰だ。
サブタイトルは何もパクってないですよ?
会話のシーンが多いですね、この話は
それと、話がわかりにくい。
自分が読者ならダメ出しいっぱいするんだろうな…と思いながらも、どうしてもうまくコントロールできない…。
クリエイターマジリスペクトっす!