第一話 平等な俺らのゲーム
はじめまして、見永自由です。
はじめて小説を書きます。
語彙力はないですが、書きたいものを書いていくのでよろしくお願いします。
『世界一になりたい』
子供の頃からずっとそう思っていた
じゃあなにで一番になる?
頭脳…捨てるものが多すぎる
スポーツ…才能の壁を思い知る
何でもいいのならむしろ楽しんで世界一になりたい、そう思い俺はゲームでトップになることを決めたー。
ゲームをやっていくうちに、アニメにもハマり、結果的に二次元にハマるようになった。
いわゆるオタクというやつだ。
両親はもういない。一人暮らしだ。
優しい叔父が、生活費はなんとかしてくれている。ゲームは、叔父の趣味でもあるから、よく買ってくれる。
大丈夫、ニートじゃない。高校でも上手くやってるよ。
2018年6月8日
から日付がまわり9日となった土曜日の朝3時半
マイナーだが今ハマっている、プレイヤースキルがためされるゲーム『NORMAL』
ステータスによって、簡単な特殊能力を使うことができる、RPGのバトルロワイヤル方面がとても面白いゲームだ
これを親友の澤田祥希とプレイしている。
「やっと勝てたか…、これであと一章だけd…」
ピキッーーー
「…なんだ、今の…」
完全に思考が停止したような気がする。
まあいい、次へ進めるか…
な!?
おかしい…こんなに軽くコントローラーが動くわけがない!どうすればいい、なんだか思考も安定しない…
まず、ゲームはやめよう。
とりあえず祥希に電話をするか。
「もしもし、祥希?俺だ、なんか思うように手が動かねえから今回はここで終わりにしよう、すまん」
「お前もなのか!?俺も体が重いんだ…」
「マジかよ…今から俺ん家に来てくれないか?」
「そうだな…分かった、今行く」
あいつが来るまでジュースでも買っておくか…
「ってなんだよこれ…嘘だろ、400万、、、なのか?」
俺の財布の傍に札の束が4束、さっきから奇妙なことばかり起きてるせいか、これが偽物とは思えない…
(着いた) 祥希からの連絡が来た
(いいよ俺の部屋来て)
祥希はカバンを背負っていた。そしてこう告げた
「この中に400万が入ってる」
「はは、マジかよ…俺も」
アニメをよく見てたからだろうか、元々の性格からだろうか、俺はこの時気づいてしまった
「祥希、腕相撲しようぜ」
「いきなり!?なんで?まあいいけど、どうせ俺が勝つよ?」
「いくぞー、レディーファイト!」
「う、嘘だろ!?お前いつの間に?」
「さっきも言っただろ?体が思うように動かないって、つまり俺らの力は一緒になった、財力もだ」
「そんなことって…」
「ある!そうだな…とりあえずこの問題を解いてみよう」
そして、俺らは問題集にあるお互い解いたことのない同じ問題を解いた。
結果は同じ点数ーーー
ではなかった。
だが、暗記問題は同じだった。そして、応用問題で俺の方が少し上だった。
「学力は同じだけど、発想は個々で違いがあるのか」
祥希も悟ったようだった。
「なあ、祥希…これ俺らだけじゃないみたいだぜ?」
ネットにかなりの書き込みがあった。
「この時間帯にどんだけ起きてんだよこいつら」
そんな時、祥希がなにかに気づいたように発した
「おい、これなんか似てねえか?」
「何にだ?」
「『NORMAL』にだよ」
「まさかな…、それなら! なんかねえかな、よしこれでいい」
俺は手のひらを突き出した
「Light」
俺の手のひらを中心に部屋中が光った
祥希は驚愕を隠せない様子だった
「す、すげえ!最高だよ」
これを知っているのは、おそらく今の段階で、俺と祥希だけだろう…。この能力があれば、何かが起こせるかもしれない
「祥希…これは俺らだけの秘密にしようぜ」
「なんで…」
「だってよお、この世界は最高のゲームじゃねえか!」
プレイしてみせるよ、この異常な世界を!
今回は見てくださりありがとうございました。
まだまだ話は続いていくので、よろしくお願いします。
なんか、後書きが面白い人いますが、そんなことできる気がしませんね
まだまだ初心者ですが、がんばりまする!