9:dream
9:dream
「もしもし・・・起きてください。」
その光景を見ていた信康さんが「甘い。それじゃ一樹は起きねー。」というと一樹さんに近づいた。
「またやるのか?それ?」
「あれは、こいつを起こすのに最適なんで・・・。でも、今日はスペシャルバージョンで。」
そういうと、一樹さんの耳元でこういいました。
「起きろ一樹。お前の目の前には、姫がいるぞ!お前が大好きなあの姫がいるぞ!」
すると一樹さんは、いきなり目を覚まし、さっと起き上がった。
「姫!!どこ?どこどこどこどこどこどこどこ!?」
お目当てのお姫様を探している一樹さんを尻目に、信康さんは
「な。目、覚ましたろ。」
と笑いながら私に言った。
「は・・・はい。」
としか返せなかった。
「・・・いない。・・・また・・・やられた~~~~~~~~!!」
一樹さんはそういうと、信康さんの胸倉をつかんで
「また、だましたな・・・(怒)」
といって睨み付けていた。
「一樹、ちょっと待ってくれ・・・。姫じゃないけど、新しい家族が増えるんだ。」
「問答無用(怒)」
そういうと一樹さんは、持っていた小説の角で、信康さんの頭部を思いっきり殴ってた・・・。
この光景を見た私の頭の中には「痛い」の2文字しか浮かばなかった。