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「まず、嬢ちゃんにここの家族を紹介しねーとな。桜、ちょっと他の奴のとこ連れてってくるわ。」
「その前に!その傷の手当なんとかしないと。それに、向こうに信康君置き去りにしてるし。二人の傷の手当をしてから一緒に帰るから飛鳥ちゃん、ごめんちょっと手伝ってくれる?」
「え?・・・はい。」
救急箱を持った桜さんと傷だらけの翔さんと3人で奥の部屋に行くと、二人の男がいた。
一人は、髪の表面だけ金髪にした細身の男で、翔さんと同じくらい傷だらけなのにもかかわらず、普通に床に座りながらタバコを吸っていた。
もう一人は、ショートヘアでTシャツ、ダメージジーンズ姿の男で、きれいに並べられた椅子の上に横になって寝ていた。
「翔さん、誰っすか?その子。」
「あ?新しい家族だよ。」
「え?まじっすか。聞いてないっすよ。」
「急に決まったの。名前は飛鳥ちゃん。彼は桜井信康。向こうで寝てるのは、兵頭一樹。よろしくね。」
「湊飛鳥です・・・よろしくおねがいします。」
「桜井です。よ・・・よろしく・・・。」
簡単な自己紹介(?)の後、私は信康さん、桜さんが翔さんを手当てすることに・・・。
「あの・・・」
「はい。」
「(傷口と)違うとこ巻いてるけど・・・。」
「す・・・すいません。」
なれない手当てに悪戦苦闘して、やっと信康さんの手当て完了。
次に、一樹さんを起こす事に・・・。