表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
lost field  作者: 清田花音
2/37

2:wolf man  

2:wolf man

 

振り向いた私の前にいたのは、細身だが筋肉質な男だった。綺麗に整えたあごひげを蓄え、黒のタンクトップに穴あきのジーンズを身にまとい、右耳には鎖でつながったピアスとイヤーカフが存在感を示すかのようについていた。

口にくわえたタバコを、ごつごつしいシルバーリングのついた手で口から離すと、ふ―っと煙を吐きながら近づいてきた。



「来ないでください!」



私がそういっても、無視して近づいてきて、最終的には私の前に立ち、



「あんまりこういうことしたくねーんだけど。」



といいながら、顔の下から手を回し、あごの部分に手を当て、無理やり顔を上向きにすると私にこういった。




「もう一度いうぞ。意味ねーぞ。そんなことしても。」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ