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13:painful
「アスカ・・・ズット・・・イッショダヨ・・・・」
「アスカ・・・」
私の心の中には、あの時の光景とあいつの声しか聞こえていなかった・・・。
それ以上、言葉を出すことはできなかった・・・
思い出したくないことばかりで・・・。
「ありがとう。辛い事話させてしまったわね」
マダムの声で目が覚めた私は、はっと我に帰った。
そして、私の視界にすっと翔さんが入ってきた。
あの言葉を思い出した。
「・・・この世界からおさらばしたいなら、俺のところに来い。ビルから飛び降りようとしていた私に翔さんが言ってくれた言葉です。そして、lost fierdのことを知りました。あたらしい世界で暮らしたいからここにきました。・・・よろしくお願いします。」
マダムは微笑みながら、静かに私の椅子を引いて座るようにエスコートをしてくれた。




