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lost field  作者: 清田花音
11/37

11:a landlady

店を出てもなお、一樹さんの興奮は収まってないようだったので、私の横には翔さんがSPのように隣にぴたっとついていた。


数分後。


「ここが俺たちの(うち)だ。嬢ちゃん。」

「このビルの一角なんですか?」

「いや。このビルすべてが家だ。」


私の目の前には、5階建ての少し古いレンガ造りのモダンなビルが建っていた。

「ビル=家」の考えがなかった私にとって驚きしかなかった。


桜さんが玄関のドアを開けると、階段とドアを自分で開けるタイプのモダンなエレベーターがあった。みんなエレベーターに乗り込むと、桜さんが5階のボタンを押した。

階が変わるごとに、エレベーターの中の振り子はカチカチと動き、5階に向けて動いていた。


 5階に着き、ドアが開くとアジアンチックなお香の香りが広がっていた。

正面には木製の茶色い2つのドアが聳え立っていた。


「マダム。今入ってもいいっすか?」


翔さんがドアの前で大声を出すと・・・


「いいわよ。入って。」


っと女性の声がした。


「桜さん。」

「うん?」

「マダムって誰ですか?」

「ここの大家さん兼私たちのお母さん的な人。」


翔さんがドアを開けると、少し長い廊下があって、その先には、レトロなソファーに一人の女の人が座っていた。


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