出会い
自身、2作目の投稿です。全て私の空想ですのでご了承ください。
「ここ・・・どこ?」
目が覚めると一面真っ白だった。
体がふわふわする。浮いてる気分。
周りには何もない。誰もいない。
私は一体どこいる・・・?
てか・・・私、誰?
ズキッ
頭が痛い。
どこかで打ったような感じ・・・
何も覚えていない。
思い出そうとすると頭が痛い・・・
ふと目に止まった赤いボタン。
さっきはなかったような・・・
そのボタンに近づいてみると真ん中に「押せ」の文字。
「押せば・・・いいの?」
私は少しためらいながらも押してみた。
すると・・・
「・・・!」
空から何か降ってくる!!!!!!
「え、何っ!?」
それは小さなディスプレイがついている携帯のようなものだった。
手にとってみると勝手に電源が付いた。
「ジジ・・ッ・・・ジジジ・・・」
砂嵐で何も映らない・・・と思ったら人がうっすら何かを話している・・・
電波が悪いのかなと思って場所を変えてみたけど変わりはない。
「これ、どうしたらいいの?」
「ジジジー・・・こ・・く・ジー・・・」
「ん?こ・・・ごく?」
「ここ・・・て・・・く、ジージー・・・で・・」
「て、んごく・・・天国?・・・天国!?」
「し・・・た、ジジッ・・み・・・」
「下?」
言われるがまま下を見た・・・すると・・・
「な、何これぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
私が見たものは町だった。
「なんで!?私・・・えっ!?」
本当にここは天国なのか・・・
焦ってつい、持ってたものを落としてしまった。
「あ、ヤバ・・・壊れてないよね?」
慌てて拾う・・・がなんともなかった。
「ジジッ・・・そ、らに・・・か・・して・・」
「空にかざす?これを?」
訳がわからないままやってみた。
すると急に画面が白くなり、砂嵐がなくなった。
そして・・・
「はぁ、やっと普通にしゃべれるね。」
そこに映ったのは綺麗な顔をした青年だった。