『ぼくは にんじゃ』
*パパもママも、おじいちゃんも おばあちゃんも、しらないけれど…
ぼくは、ひみつの にんじゃ。
「さささささーっ!」
*ぼくは、げんきな にんじゃ。
あついひだって、さむいあさだって、さっと とびおき、「さささささーっ」と、おきがえさ。
きょうも おともだちと、おそとで たくさん あそぶんだ。
*ぼくは、せいぎの にんじゃ。
みんなと なかよく あそぶんだ。
いじめっこがいたら さっと かけつけて、にんじゅつを つかって、「さささささーっ」と、なかなおり。
*ぼくは、じょうぶな にんじゃ。
おそとから かえったら、さっと てをあらって、「さささささーっ」と、うがいする。
カゼなんかには、まけないぞ。
*ぼくは、こどもの にんじゃ。
はやく おおきくなるように、おひるねだって ちゃんとする。
あくびが でたなら、「さささささーっ」と、おひるねさ。
*ぼくは、ゆうきの にんじゃ。
ひとりで トイレにはいっても、こわくない。
あそんでいる とちゅうでも、ブルッときたら「さささささーっ」と、がまんしない。
*ぼくは、かしこい にんじゃ。
あめがふったら おうちのなかで、えほんをよんだり おえかきしたり。
くらくなったら、わがままなんて いわないで、「さささささーっ」と、おかたづけ。
*ぼくは、おりこう にんじゃ。
ママが ごはんのしたくを はじめたら、さっと かけつけ、おさらや オハシをならべたり。
「さささささーっ」と、おてつだい。
*ぼくは、かっこいい にんじゃ。
すききらいなんて いわないで、なんでも のこさず、たべるのさ。
たべおわったら、「さささささーっ」と、おかたづけ。
*ぼくは、つよい にんじゃ。
よるになったら おふろにはいって、にんじゅつの れんしゅうさ。
あたまから おゆをかけられたって、「さささささーっ」で、へっちゃらさ。
*ぼくは、しょうねん にんじゃ。
はみがきだって いやじゃない。
ゴシゴシはぶらし したならば、あしたの だいかつやくまで、「さささささーっ」と、おやすみさ。
*なかよし○○ちゃんも、ねこのみーちゃんも、しらないけれど…
ぼくは、ひみつの にんじゃ。
りっぱな にんじゃになるために、まいにち しゅぎょうをしてるのさ。
じゃ、またねー!
「さささささーっ」