生きる
生きる
生きるということは、青い空に似ている
見上げればそこにあり、永遠を思わせる
ため息を吸い込み、光を与え
一日の中で色を変えていく
生きるということは、青い空に似ている
柔らかな青に包まれる春
夏は深く青く、秋は手を伸ばしても届かない
そして、どんより冬になる
生きるということは、青い空に似ている
立ちこめる雲に光をさえぎられ、希望を失うような
雨が降り注ぎ、体温を奪っていくような
それでも見上げてしまうような
生きるということは、青い空
雨が降っては虹を望み
曇天の向こうを仰ぎ見て、
射してきた光に目を細める
青い空は決してやさしくはない
だけど、あるがままを包み込んでくれる
どんな気持ちも溶け込ませてくれる
滲んだ色もすべて
生きるということは
全てを内包してもまだ青く、美しい
ごめんなさい。「詩」に対しての感想が書けない人です。返信も出来ないと思います。なので、感想は閉じさせて頂きます。
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