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新米創造神の箱庭創世記  作者: 月城みなも
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考える箱庭

「彼が最初にやったこと?」

「はい。それが間違いでそもそもの過ちであると親友は言っていました」

 それは、離ればなれになった彼を探して旅をしているときのことだった。

 おじいちゃんの知り合いの手を借り彼の居場所を突き止め迎えに行った先は廃墟となった港町だった。

 そこで、同じくあの人を追いかけていると言う人に私たちは出会った。

 彼はこの事態をあの人が引き起こしたことだと言った。

 その原因があの人の願いだと彼は言う。

「私としても、彼がこの事態を望んでいたとは思えません。なら、一体なにをやってしまったのか」

「小心者のあやつがやったことのぅ。よく思い出してごらん。あやつはおまえさんのためになにかをしたのだろう」

「そうね。彼はいつだった私のためになにかをしてくれた。彼が最初にしてくれたことと言えば・・・」

 里にいた私のためにい彼がしたことと言えばある選択をすること。

 当時、里ではとある問題が発生していた。

 争いの内容そのものはつまらないことであったが争っていたのが里の実力者であったため、里のものは誰も仲裁をしたがらなかった。

 下手な仲裁をすれば、不利を被った実力者に恨まれることがわかっていたからだ。

 そんなとき、おじいちゃんといっしょに行商にきた彼に里のものは仲裁を押しつけた。

 行商で寄っただけの彼が里野のものに恨まれても影響がないと考えたからだ。

 おじいちゃんがこのことを知らないのは、被害を抑えようとした村長が彼にだけ仲裁を頼んだからだ。

「・・・聞いた限り、問題があるようには思えない内容ですね」

「仲裁の内容も公平だったの。だから里のみんなも感心していたくらい」

「賢人様、どう思われますか?」

「そうじゃのぅ。なにが起こるのかわかったと言えばわかったのじゃが・・・おぬしら、勘違いしておらぬか?」

「勘違い、ですか?」

「そうじゃ。なにが起こるのか。それを知ることは重要ではない。それを知った後、おぬしらがどうするかが重要なのじゃ」

「それは・・・」

「おぬしの親友はそれを知って小僧を幽閉しようとしたり、殺そうとした。小僧は真実を知るべくおぬしらの長のところへと向かった。今度はおぬしらが考える番じゃ。それほど時間は残っておらぬが、しっかり考えるんじゃな。彼の地にて、小僧と共にな」


「大切なことは知ることではなく、知った後どうするのかと言うことですか」

「うん。僕たちにも言えることだけど、大きな問題にぶつかったと気問題が大きければ大きいほど目的と手段が入れ替わったり、目的を忘れてしまうことが多いんだ。知ることが目的となって、なんのために知ろうとしたのかを忘れてしまう」

 元々あった問題を忘れてしまえば、知る意味もなくなってしまう。

 しかし、目の前の問題が大きすぎると、目的そのものを忘れてしまうことがあるのだ。

「我々も、時々手段のために目的を忘れてしまうことがある。箱庭の子供たちだけでなく、僕たちも気をつけなきゃいけないことだよ」

「そうですね」

 最近忙しくて作業の効率化を図っていましたが、一度見直した方が良さそうですね。

ネタがなくなってきました。

あと、仕事が忙しく、夏コミのネタも作らないといけないため週一の更新に切り替えます。

まぁ、最近は週一になっていたので変わらないと言えば変わりませんが。

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