表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新米創造神の箱庭創世記  作者: 月城みなも
31/54

閑話11 神様たちの慰安旅行04

話がまとまらなくてちょっと飛びました。

ちょっと短いですが、野郎の話なんて誰も気にしないはず。

「アイシス、少し良いかい」

「ん? どうしたシィル。うちのやつらがなんかやらかしたのか?」

「いや、そっちは特に問題ないよ」

「?」

「ごめん、ちょっとこっちに来てくれるかな」

「・・・かまわんが」

 僕の様子が変なことに気づき、首をかしげながらものアイシスは黙ってついてくる。

 そんなアイシスをつれて僕は慎重に移動する。

 彼もそんな僕の意図を汲んで気配を消してついてきてくれる。

 人気ないの場所に来たところで今度は周りにばれないように軽く結界を張る。

「そこまでするほどのことなのか?」

「いや、別に一大事ってわけじゃない。個人的にはちょっと一大事だけど」

「ん?」

「あぁうん。ちょっと相談というか聞きたいことがあるというか」

「少し落ち着け。なんか知らんが困ってるのは間違いなんだろ。ちゃんと聞くかまずは落ち着け」

「そうだね、すまない」

 どうやら相当焦っているように見えるらしい。

 自分はちょっと混乱してるくらいの意識だったけど。

 深呼吸をして気持ちを落ち着けると僕はさっきまでのことを話し始めた。

 なにごとかと真剣に聞いてくれたけど、途中からアイシスの顔があきれたようになっていく。

「つまり、フィオナ様とルミナがジャンヌとのことをからかってきて、シェラザードもなにかとジャンヌを押しつけてくると?」

「ジャンヌはジャンヌでからかわれているのが恥ずかしいのか様子が変なんだ」

 慰安旅行に出発する少し前くらいから様子が変だったのは承知していたのだけれど、始まってからはもっと様子が変になっている。

 ジャンヌはいつも以上に距離が近い(というか、周りがなんか押し込んくる)せいか挙動不審だし、フィオナ様もルミナもやたらとジャンヌのことを聞いてくる。

 シェラザードはジャンヌと僕の周りからそれとなくみんなを遠ざけているし。

 半日もすると、周りも生暖かい目で見てくるので居心地が悪くてしょうがなかった。

(あ~、あいつらもしびれを切らしたのか)

「アイシス?」

「いや、こっちの話した」

 なんか遠い目をしてアイシスがつぶやいてるけど、声が小さくて良く聞こえなかった。

「(俺なりに気をきかせてみるか)・・・ジャンヌの様子が変なのはもしかした体調がよくないのかもしれんな。眷属筆頭だからと気を遣って言い出せない可能性があるからおまえ、ちょっと休ませて様子を見てろよ。眷属たちはこっちで見ておくわ。フィオナ様もいるしなんとかなるだろう」

「確かに。それならルミナに・・・」

「いや、ルミナだと迷惑をかけていると気を遣うさ。主であるおまえが見るべきだ」

「そうかい?」

「そうそう(でなきゃ意味がないからな)」

 アイシスの様子が少し変だけど、言っていることは間違ってない。

「わかった。すまないけど少し頼むよ」

「おうよ、まかしとけ(さて、今のうちにルミナたちに確認するか)」

うまくまとまるかかなり不安です。

少し早いですが、GWにあるコミック☆1でサークル参加します。

創世記のまとめ本を出したいと思います。

スケジュール次第ですが、知り合いに表紙を書いてもらえるかもしれません。

詳しくはまた情報が確定次第連絡したいと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ