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208 これまでの登場人物紹介 2

この登場人物紹介には、第3章のネタバレが含まれているのでご注意ください。

--------------------その他の人物


●バーニング・ラヴ


 『大魔導女学園』に通う女子高生魔導女にして、カリスマモデルユニット『ビッグバン・ラヴ』のひとり。

 ダイナマイトボディで、炎の魔法を得意とする。


 ギャルらしい気さくな性格で、誰とでも仲良くなれる。

 しかし、何事にもいい加減で適当なうえに、そのうえ忘れっぽいので、いつも双子の姉妹であるブリザード・ラヴに助けられている。


 それでも自分の芯はしっかりと持っており、いざという時にはブリザード・ラヴを支える。


 今章ではスラムドッグマートのイメージキャラクターとして活躍。

 『不死王の国』でゴルドウルフの魅力にやられ、オッサンをマネージャーにしようと目論んでいる。



●ブリザード・ラヴ


 『大魔導女学園』に通う女子高生魔導女にして、カリスマモデルユニット『ビッグバン・ラヴ』のひとり。

 スレンダーボディで、氷の魔法を得意とする。


 ギャルらしいクールな性格で、バーニング・ラヴ以外には基本的に心を開かない。

 いつもバーニング・ラヴのことを心配しており保護者ぶっているが、ふたりっきりになると甘えん坊になる。


 今章ではバーニング・ラヴと同じく、スラムドッグマートのイメージキャラクターとして活躍。

 『不死王の国』でゴルドウルフに命を救われ、初めて男性を意識するようになった。



●マオマオ


 ハールバリー小国より北東にある『ヘンリーハオチー』から来た少女。

 ゼピュロスの大ファンで、彼のためにゴブリンの拷問まで受けてその身を捧げるが、ゼピュロスの手にかかってしまう。


 ヘンリーハオチーの伝統武術である『カンフー』の使い手。

 短気で強気な性格で、男の子にしか見られないことがコンプレックスであった。



●シャオマオ


 ハールバリー小国より北東にある『ヘンリーハオチー』から来た少年で、マオマオの弟。

 マオマオの仇を探してハールバリー小国へとやって来た。


 ヘンリーハオチーの伝統武術である『曲刀剣術』の使い手。

 やや気弱で心配性な性格で、女の子にしか見られないことがコンプレックスであった。


 スラムドッグマートのツアーに当選し、そこで訪れた『不死王の国』でマオマオの仇を知る。

 ゴルドウルフに同性ならぬ感情を抱いているが、不死王の国でゴルドウルフを傷つけたことを悔いており、精神修行のためにヘンリーハオチーに帰郷した。



●ガンハウンド


 ハールバリー小国憲兵局、対魔王信奉者(サニタスト)課の刑事。

 勇者たちの変死や行方不明を悪魔の仕業だと判断し、ゴルドウルフがその真犯人であろうと付け狙っている。


 『エンジェル・ハイロウ』という名の大口径の火打ち石(フリントロック)銃を愛用。

 その破壊力はすさまじく、大勢の魔王信奉者(サニタスト)たちを一瞬にして灰燼に変えるだけの威力がある。


 いつも被っている帽子と、シケモクがわりに咥えている紙巻き火薬(ひぐすり)がトレードマーク。


 性格は飄々として慇懃。

 相手が勇者であっても、自分の勘が正しいと思っている時は一歩も退かない。


 最近はタレコミにより次々と手柄を上げており、憲兵局のヒーローとなりつつあるが、本人は操られているようで快く思っていない。



●ソースカン


 ハールバリー小国憲兵局、対魔王信奉者(サニタスト)課の刑事で、ガンハウンドの部下。

 2メートル越えの巨漢で力自慢。女性にモテモテのゴルドウルフを目の敵にしている。


 元軍人で腕っ節はかなりもの。

 怪力のジェノサイドナックル相手にもタイマンで勝利を収めた。


 性格は正義感が強いものの、実直で単純。



●バジリス・ホーバリス・ハールバリー


 ハールバリー小国の王女。

 父親である国王のひとり娘で、甘やかされて育ったせいで、かなりのワガママ。


 野良犬印のチョコレートを独占するため、スラムドッグマートを訪れるが、ゴルドウルフに乗せられてスラムドッグマートで働かされる。

 そこで庶民、そして貧民の生活を知り、自分に与えられた使命に目覚めた。



●ポップコーンチェイサー・セブンルクス


 セブンルクス王国の国王の息子のひとりで、同盟のためにハールバリー小国に派遣され、衛兵局大臣を務めていた。

 ゴージャスマートと結託し、ジェノサイド一家のパワハラで自殺した従業員を事件性なしで処理していた。


 典型的なボンボンで、本人は至って無能。

 ゴルドウルフに簡単に言いくるめられ、ゴージャスマートに商品の押しつけをするなど、知らず知らずのうちに勇者攻撃の協力をしていた。


 大臣のトップである筆頭大臣を目指しており、そのライバルとなる憲兵局大臣のスキャンダルを仕立て上げ、失脚させようとしていたがいずれも失敗。

 焦ってスラムドッグマートのチョコレートでバジリスをモノにしようとし、それがバレてセブンルクス王国に強制送還されてしまう。



●シャルルンロット・ナイツ・オブ・ザ・ラウンドセブン


 グラスパリーンのクラスの生徒で、騎士の名門『ナイツ・オブ・ザ・ラウンドセブン』のお嬢様。


 『わんわん騎士団』を結成し、リーダーとして『力の1号』を名乗る。

 スラムドッグマートを影ながら……というか、派手に支えている。


 今章では屋台販売で喧嘩行脚をし、スラムドッグマートの武器の優秀さを喧伝。

 さらには『不死王の国』ツアーでゴージャスマート主催のツアーに潜り込み、破壊工作を展開した。


 あとは少ししか触れられていないが、剣術大会で小学生チームを優勝に導き、ハールバリー小国の代表となる。

 優勝の場でスラムドッグマートを大々的に宣伝し、裕福層へのブランド向上に貢献した。



●グラスパリーン・ショートサイト


 アントレアの街にある下級職小学校の新米教師。

 『スラムドッグスクール』で講師としてアルバイトしているが、扱いは完全に小学生と同じ。


 『運の3号』と呼ばれるほど取り柄がないように思われたが、『不死王の国』ツアーでは類い希なる連射能力を発揮。

 ゼピュロスの活躍を投石によって阻止した。


 なぜか勇者に好まれる容姿をしており、屋台販売の喧嘩行脚では、勇者小学校の間で『伝説のマドンナ』となった。

 が……まさか自分がそんなにモテモテだとは、彼女自身はまだ知らない。



●ミッドナイトシュガー・ゴージャスティス


 『スラムドッグスクール』に通う、導勇者(どうゆうしゃ)を目指す少女。

 かわいらしい赤ずきんを被っているが無表情、いつもボソボソとしゃべる。


 『わんわん騎士団』では『技の2号』として、『不死王の国』ツアーでは鋭い推理と論説を発揮。

 ゼピュロスの異常さを、誰よりも早く見抜いていた。



●ミグレア・ダーティサッド


 魔導士の名門『ダーティサッド家』のひとり娘。

 親が営んでいる『大魔導女学園』のカリスマ師範として活躍していたが、大怪我をしてからは表舞台からは姿を消した。


 かつて何度も命を助けられたゴルドウルフに恩義を感じており、いつかは会って謝礼をしたいと思っているが、どうしてもゴルドウルフの前に行く勇気がない。


 今では影ながらゴルドウルフを見守っており、今章でもスラムドッグマートの装備を『大魔導女学園』の標準として採用したり、ビッグバン・ラヴをイメージキャラクターに推薦したりと、多大なる貢献をしている。


 果たして彼女は、ゴルドウルフの許しを得られる日が来るのか……?



●クーララカ


 ホーリードール家でメイドとして働いていたが、ゴルドウルフの推薦により、『スラムドッグマート』の店長として就任した女性。現在では支部長の地位にいる。

 直情的で挑戦的、ギャンブル好きの危険な性格だが、『聖女従騎(ホーリーセイヴァー)』としての経歴を生かし、同店に貢献している。


 今章ではリインカーネーション手作りの弁当を『不死王の国』ツアーの観客席に届け、見事なハッタリで妨害を退けた。



●ミスミセス


 ゴージャスマートでジェノサイドナックルの下で働いていたが、度重なるパワハラに堪えかね、スラムドッグマートに転職した女性。


 ゴージャスマートにいる時は性別を理由に万年ヒラ店員だったが、ゴルドウルフは彼女の能力を見抜き重用する。

 今では支部長という要職に就いている。


 当人に全く自覚はないのだが、色っぽい容姿にナイスバディ。

 しかも甘い吐息まじりのしゃべり方をするので、彼女の接客を受けた男性はみんなモジモジするという。


 マセリアという小学生の娘がいる。



●ウォントレア


 ……誰? と思われるかもしれないが、ゴルドウルフがゴージャスマートに勤めていた頃の、かつての同僚。


 ゴージャスマートではゴルドウルフと同じく店長を勤めていたのだが、就業規則の改定により、勇者でなければ店長になれなくなってしまった。

 ヒラ店員に降格となったところを、スラムドッグに拾われた。


 今では頭角を現し、支部長としてゴルドウルフを支えている。



●ラル・ボンコス


 勇者に仕える尖兵(ポイントマン)の一族、『ボンコス家』のひとり。

 ボンコス家は、勇者のために身を粉にして働くことを至上とする一族である。


 ボンコス家の尖兵(ポイントマン)としては珍しい女性。

 ゼピュロスに付き従い『不死王の国ツアー』に同行するが、メンリオンの巣に投げ込まれ死亡。


 ……かと思われたが奇跡的に生存。

 ボンコス家において、勇者同行のクエストから生還したという、初めてのケースを打ち立てた。



●デイクロウラー


 『白日を這う者(デイ・クロウラー)』の異名を取るパパラッチ。

 ジェノサイドロアーの幼なじみで、情報操作という点で、彼に大いに協力する。


 左目には真写を撮るための『記録玉』が義眼として埋め込まれており、どんなものでも見通す。

 しかしてその正体は、謎に包まれている。



--------------------勇者一族


●ゴッドスマイル・ゴージャスティス


 かつて魔王を退けた、偉大なる勇者。


 平和になった世界で『新勇者体系』を提唱。

 息のかかった勇者たちを要職に送り込み、じょじょにその力を拡大していった。


 この世界では知らない者がいないほどの有名な人物であり、ゴルドウルフの復讐の最終目標でもある。



●ジェノサイドダディ


 『皆殺し(ジェノサイド)一家』の家長にして、ハールバリー小国のゴージャスマートの本部長。

 かつてゴルドウルフが成し遂げた『伝説の販売員』の功績を横取りし、今の地位に就いた。


 『暴言の秘伝』と呼ばれる暴力と恫喝を駆使し、店員たちを恐怖政治で支配。

 自殺に追い込み、その不祥事を衛兵局大臣と組んでもみ消し、勢力を拡大していた。


 『伝説の販売員』の地位で家族や周囲の尊敬を集め、唯我独尊に振る舞っていたが、スラムドッグマートの侵攻によりその化けの皮が剥がれ、最後は彼が愛する息子たちの手によって丸裸にされてしまった。



●ジェノサイドナックル


 『皆殺し(ジェノサイド)一家』の三男にして、ハールバリー小国のルタンベスタ領の支部長。

 ジェノサイドダディから腕っ節と、『暴言の秘伝』として暴力を受け継いでおり、力によって店員たちを恐怖に陥れ、働かせていた。


 しかしゴルドウルフの策略にはまり、領内のゴージャスマートをすべて全焼させてしまう。

 しかも最後は父親のいる最果て支店に火を放ち、その現場を憲兵局に押さえられ、投獄されてしまう。



●ジェノサイドファング


 『皆殺し(ジェノサイド)一家』の次男にして、ハールバリー小国のトルクルム領の支部長。

 ジェノサイドダディからよく回る口と、『暴言の秘伝』として暴言を受け継いでおり、恫喝によって店員たちを罵り、時には奮い立たせていた。


 その暴言をクレームの力に変え、スラムドッグマートの評判を落とそうとするが、リインカーネーションによって返り討ちにあう。

 起死回生の一手としてゴルドウルフに詐欺を仕掛けるが、逆詐欺にあってしまいすべてを失ってしまう。


 最後はジェノサイドダディの血を奪い、自分のものと入れ換えようとするが、その現場を憲兵局に押さえられ、投獄されてしまう。



●ジェノサイドロアー


 『皆殺し(ジェノサイド)一家』の長男にして、ハールバリー小国のハールバリー領の支部長。

 ジェノサイドダディからは何も受け継いではいないが、一家のインテリジェンスとして弟たちを束ねる。


 何があっても冷静沈着で、社運を賭けた不死王の国ツアーが失敗しても取り乱すことはなかった。

 それは最後に考えていた、ジェノサイドダディ殺しの犯人をゴルドウルフになすりつける、という秘策があるためであった。


 ゴージャスマートがどれだけ躍進しても、その秘策があれば最後には勝てる……。

 そして母親を殺したも同然の父親に、復讐できる……。


 それこそが、彼の生きる目標のひとつでもあったのだ。


 しかしその計画は、弟たちの手によって失敗に終わる。

 山火事の中、炎に巻かれて行方不明となってしまった。



●ライドボーイ・ゼピュロス


 人気アイドルグループ『ライクボーイズ』のリーダー。

 上位のライドボーイにのみ許される、魔法義肢であるアークギアに身を包んでいる。


 すべての女性を一目惚れさせる美貌と、すべての女性を骨抜きにする甘い言葉で、多くの女性に支持されていた。

 しかしその本性は、アークギアの魔力で魅了(チャーム)し、飽きたら殺してしまうという殺人鬼であった。


 『不死王の国』ツアーでその本性をあますとこなく暴かれ、今では不死王の国の底で投石の刑を受け続けている。



●ジャンジャンバリバリ


 ゴージャスマートが主催した『ゼピュロス様と行く、不死王の国ツアー』のステージ進行をつとめた導勇者(どうゆうしゃ)

 勇者関連のイベントのMCを専門とする、勇者界隈ではそれなりに有名な人物である。


 ツアーの間はゼピュロスを持ち上げ、ゴルドウルフを落とす。

 終始観客を勇者側に扇動しようとしていたが、ゼピュロスの失態にそれも続かなくなり、最後はゴルドウルフ側に寝返り、いつのまにかステージから行方をくらましてしまった。



--------------------勇者の階級


御神(ごしん)級(会長)

 ゴッドスマイル


準神(じゅんしん)級(社長)

 ディン・ディン・ディンギル

 ブタフトッタ

 ノーワンリヴズ・フォーエバー

 マリーブラッドHQ(ハーレークイーン)


熾天(してん)級(副社長)

 キティーガイサー


智天(ちてん)級(大国本部長)

 ライドボーイ・ロンギヌス

 ライドボーイ・アメノサカホコ

 ライドボーイ・トリシューラ

 ライドボーイ・トリアイナ


座天(ざてん)級(大国副部長)

主天(しゅてん)級(小国部長)

力天(りきてん)級(小国副部長)

 ゴルドウルフ


能天(のうてん)級(方面部長)

権天(けんてん)級(支部長)

 ジャンジャンバリバリ


大天(だいてん)級(店長)

小天(しょうてん)級(役職なし)


堕天(だてん)

 ジェノサイドダディ、ジェノサイドファング、ジェノサイドナックル

 ミッドナイトシャッフラー、ダイヤモンドリッチネル、クリムゾンティーガー

 ライドボーイ・ランス、ジャベリン、スピア、オクスタン、ゼピュロス、ギザルム、ハルバード、パルチザン


 名もなき戦勇者(せんゆうしゃ) 159名

 名もなき創勇者(そうゆうしゃ) 60名

 名もなき調勇者(ちょうゆうしゃ) 112名

 名もなき導勇者(どうゆうしゃ) 164名

次回から新章のスタートです!

いよいよ創勇者(そうゆうしゃ)が登場します!

長さ的には、とりあえず前章の半分…100話くらいまでには収めたいと思います!


そしてまたしても宣伝なのですが、私がもうひとつ書いているお話、


『6歳からの賢者学園ライフ 賢者の石を持っていますが、賢者には興味ナシ!』


こちらも第1章が完結しました! ちょうどよい区切りまで来ましたので、読んでいただけると嬉しいです!

このあとがきのすぐ下に、小説へのリンクがあります!

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