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鋼鉄武装メタリオン~ファンタジー世界で変身ヒーロー頑張る  作者: タナバ
鋼刃武装メタリオン異世界に立つ
9/35

鋼刃武装メタリオン第八話 ガリオン大活躍!ブー!

【異世界の少年との始めて出会いの少し前】

「助けてと言う声を聞いた気がするってだけで、態々見に行くなんて!鋼君私達は、情報も食糧も必要なのよ」「ブーブー」

助けてと言う声を聞いた気がして、ガリオンを走らせ数分立つ間ずっと泉さんからの説教。

そしてガリオンからもそうだそうだとばかりに、クラックション…こう言うときは仲良いよね?


「村に行き。少しでも早くそれらを手に入れないと行けないし、異世界での戦闘がどんな物かも分からないのよ」「ブー」

分かったから…許して…

念のために変身して探してるし、危なく無いとは思うしさ…


「いた!」

俺は、襲われてるらしい少年を見つけたと同時に、自動操縦に任せて、ガリオンの燃料タンクの上に立つ


「ちょっと鋼君!何をするつもり」

「行ってくる!」

泉さんがサイドバイクから、俺を止めようと手を伸ばすが無視して、燃料タンクから前方へとジャンプ


「ひっさぁぁぁあつメタリオンスマッシュ!」

俺の言葉と意思に反応し、背中の部品が変形して小さな羽のようになり、全身が赤いエネルギーに包まれ加速していく。


ジャンプの勢いを身体を包んだ赤いエネルギーが加速させ

緑色の鬼のようなモノの、目の前に突進気味に手刀を放つ。


紙を切り裂くように赤いエネルギーに包まれた手刀は相手に悲鳴を上げる暇すら与えず紙を裂くように切り裂く。

必殺技は流石に消費激しいな!一気にお腹が減ってきた


だが、敵は後は三匹いて、今にも攻撃は少年に迫る。

痛いだろうが、覚悟を決めて俺は少年に覆い被さり背中にゴブリンの攻撃を受ける。


「えっ………ゆ…ゆう…しゃ…さま?」

衝撃は来るが怪我はおっていないし我慢出来るな…

しかし、勇者か…流石異世界か?勇者もいるのか?

しかし、間違いは指摘しないとな、勇者もやってもない人助けをした事にされたら困惑するだろう…


「違うよ…俺は勇者じゃない……ヒーローだ!…君を助けにきた!」

良し、簡潔に俺の目的を告げれたし、向こうでヒーロー扱いだったし間違いは無い


その間にガリオンの方も一度使うとエネルギー充填のため、太陽光を数時間浴びないと使えない強化方法ガリオンチャージで、エネルギーを纏い最高速よりも更に加速して近づいてくる


「キャー退いて退いて!ガリオン覚えてなさいよぉぉお」

あっ、サイドバイクが分離されて泉さんごとまるでミサイルか、神風特攻隊とばかりにゴブリンの一体に突っ込んでる。

うわっ、あれ泉さん怖そうだな…ほら、涙目だよ?上半身帰り血浴びてるよ


「ブゥゥゥゥウン」

ガリオンも雄叫びのようにクラックションを鳴らしながらゴブリンを勢い良く引き殺す。


普段はガリオンの奴ボディーに傷が入るから体当たりは絶対にしない癖に、子供が…特に少年がピンチだと自分のボディーが傷付こうが関係無しに動くからな……

今も搭載されてる武器だと少年を傷付けるだろうと使ってないし

もしかしてアイツAIの癖にショタコンなのか?気をつけ無いといけないのか?


「少年!目を閉じてろよ!」

さてと、最後の一体だ。

ショッキングな映像を見ないように目を閉じさせると顔にパンチを一発。

骨が折れて頭がブラリと背中に、垂れ下がる。

戻ってきたガリオンが器用に死体をタイヤで押して少年の背中の方に集め見えないようにする


「もういいぞ」

さてと、周りには他にモンスターもいないし、俺も必殺技でお腹が減ったから飯の準備と少年の骨折の治療を…

あっ…忘れていたが少し離れた位置で転がるサイドバイクの中の泉さんも回収しないと…


「勇者さ…いえ、ヒーロー様お願いします。僕に出来ることなら何でもするから…助けて」

「いや、もう助けただろう?」

とりあえずこれ以上、カロリー消費しないように変身を解くと少年に足を捕まれた。


治療しょうにも自分の骨折の痛みよりも説明を優先して治療をさせてくれなかった。

しかし、少年の必死な行動のお陰で村のピンチを知ることになったが、少年の治療も俺の食事も必要だ


何故ならこんな所で骨折した少年一人にすればモンスターに襲われて、次こそ命は無い。もしも少年を置いてきぼりにしても、大量のモンスター相手ではエネルギー切れで餓死は確実。

かといえ、それらをすれば村が危ない。どうするか?


「はぁ…状況は分かったわ…本当はまだチェック住んでないし異世界の住人には見せたくないけど…ガリオンチェンジtype・carと叫んで」

あっ、そう言えばサイドキックの枠はまだあったよな!既に泉さんが準備してたのか?流石泉さん頼りになる合法ロリ…ごめんなさい。生身だと痛いので無言で殴らないで…


「ガリオンチェンジtype・car」

おっ、凄い!ガリオンが光ったかと思うと銀色のキャンピングカーのように変身した


「えっ?えっ?えっ?えっ?」

「とりあえず研究所の使えそうな道具を入れたアイテムボックスと様々な物を入れて見たのよ」

混乱して、えっ?しか言えなくなってる少年をお姫様抱っこで、車型のガリオンに連れ込むと、紙を俺に突き付けた


~~~~

ガリオンtypecar

本体

貴族の馬車

アイテムボックス


足回り

貴族の馬車

冒険者の馬車


エンジン

魔力結晶

RIONシステム

~~~~


後で使った道具の詳細は落ち着いて聞くとして、中に入ると、まるで普通の部屋と車の前半分が重なったような作りで、研究所にあった調理器具に何故か小型のゴーレムも置いてあった


「さてと、少年の治療を始めるわね。少し痛いし揺れるけど村に戻りながら治療をするためだから、我慢してね」

治療はとりあえず泉さんに任せるとして、俺は運転でも…あっ…こっちでもガリオンのAIが動かせるんだ?

少年から聞いた方向に動き出してる


何も命令せずに動くなんて、ガリオンショタコン説はホンマか?

いや、それよりもご飯の準備を…何故かピンクのフリフリエプロン装備でゴーレムが料理をしていた


「あっ、多分ガリオンが使ってるのよ。何か使えるかな?とアイテムボックスに入れてたんだけど、ガリオンでも操作できるみたいね」

確かにそうみたいだけど、ガリオン以外に凄いな!

俺の姉さんも料理上手だったけどを下手すると姉さん以上だよ。

ちなみに泉さんの腕前は、普通だよ。俺のは酷いけどな


「まっ、こちらとしては助かるわよ。生意気なバイクだけど役に立つわね」

「ブス…ナマ…イキ」

泉さんの言葉に賛成する。

今、手早く作ってくれたチャーハンも何か懐かしくて美味しいし、運転せずにご飯食べれるのは助かるよ

あれ?今、何か聞こえた気が?気のせいか?


とりあえず俺達は少年の治療と、俺のカロリー補給、運転を同時に出来るのは助かった


「ブー」

治療が終わったらしく、

包帯で足は覆われ車イスに乗っている。

と言うかあの研究所の持ち主のブーシさん色々準備良いな


「うわっ、何これ?美味しい…ヒーロー様…美味しいよ…ゴホッ」

「ブー」

少年にもあげたら、勢い良く食べてくれた。勢いよすぎて喉に詰まったのでガリオンinゴーレムの入れてくれたお茶を飲ませる。

ガリオンも嬉しそうにクラックションを鳴らしている


「からっ!辛い…辛い…ガリオン!」

「ブブブブブー」

治療を終えた泉さんが野菜炒めを食べると涙目になっていた

泉さんはお子様舌だから、辛いのは苦手だから…

しかし、ガリオンは器用だな?笑い声に聞こえるようにクラックションを鳴らしている

ちなみに野菜炒めは代わりに俺が食べたが、凄く上手いな。辛いのは大好きだが、こちらは今まで味わった事の無い辛味だ。

多分この世界の調味料を使ったのだろう


「ブブー」

少年を助けてから三十分程ガリオンのクラックションに前を見ると至るところから、煙を上げる村が見えてきた

はい、ノリと思い付きで描いているので、二話目ポイッです。


ヒーローにはバイクと思いますが、旅には車ですからね……




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