鋼刃武装メタリオン第五話 ヒーロー異世界始めてのピンチ
ノリと思い付きで書いてるため、取り合えず前作の閑話を読んでくれた方にはごめんなさい。ただの作詞ですよ…意味は…あるのかも?
「ダハハハハ、メタリオンのファンなのかな?僕は?」
くっ…泉さん…俺より小さい癖に頭を撫でて子供扱いしないでくれ!
「取り合えずこの姿の能力を調査してくるから…」
泉さんは、大事な相棒だしからかわれる位は我慢し、
笑うのを止めると同時に離れて走る。
走りながら跳び跳ねたりしながら身体の調子を見ていく。変身した効果は確かにあるようで先程よりも、スピードもジャンプ力も上がっている
暫く走ると実験場らしく人造のモンスターであるゴーレムと言うのが用意されてるらしく、それらが出てくる
このゴーレムは弱めに設定されていて、一人前の冒険者なら一人でも武器を持てば倒せるらしい
今度はゴーレム何体かをパンチ、キックと一撃で破壊していく。
暫く敵を破壊してから今度はわざと用意された敵の手刀を浴びる。
テストをしてみて分かったのは、全体的に能力は上がっており、以外にも装甲がある場所に比べれば衝撃を弱める力は弱いものの。装甲が無い場所も生身よりは固くなっている事が分かった
ただ…本来のメタリオンに比べると、生身の俺自身が強くなってる事を含めても及ばない。贅沢とは分かっているが…力が足りずに誰かを守れないのはもう嫌だ…
メタリオンの力を早く取り戻したい
「お疲れ様。取り合えずこれを飲みながら聞いて」
テストを終えると、この施設にあったのだろう冷えたスポーツドリンクのような物を泉さんから、受けとり飲んでいく。
テストで火照った身体を気持ち良く冷やしてくれて心地よいし、この世界独自の材料を使ってるのかみるみる内に疲れが癒えていく
「先程の鋼君を鑑定しておいたから」
飲み物を飲み干すと器を返し、代わりに受け取った紙に視線を移す
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こうじんぶそうめたりおん
力:4
装甲:8
早さ:3
魔力:1
器用:2
能力
鋼の力【メタルパワー】
能力名を唱える事で一時的に、自身のエネルギーを消費し、装甲と力を上げる
解除で能力を解くことが可能
技
無し
必殺技
鋼の一撃【メタリオンスマッシュ】
技の名前を唱える事で、エネルギーを消費しパーツを変化させ攻撃する
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「これは…鑑定が無いと使用できなかった…流石泉さん!いてくれて助かったよ」
「私が役に立ったと言うよりはスキルが使える能力だっただけよ」
おっ、顔を赤くさせて照れてる照れてる。俺がからかうターンか?と思ったがあっさり話題を変えてきたな
「じゃ、早速メタルパワー」
確かに力がわき出てきた。
先程のように敵を壊していくと、1.5倍ほど力が上がったのが分かる。
それでもメタリオンには及ばないが、前の世界の怪人
にもそう簡単に負けそうも無いな。
さてと、テストは終わったし能力と変身を維持したまま泉さんの前へと戻る
「所で書いてあったエネルギー消費については分かった?」
「さぁ?今のところ何もないけど?」
今の所は、変化が無いよな?強いて言うならご飯を食べてないからお腹が減った事くらいか?
「あれ?」
ダメだ…急に酷くお腹が減って目眩が…気付けば変身が解けて床が急に目の前に…
これを終えたら…外に…出る予定だけど…二回目の…死因…餓死…じゃないよね?
それは情けないぞ…俺
感想を書いていくださった方がいました。
感謝感激雨あられの暴風です。
ノリと思い付きで動く私ですが、
次はやっと、研究所の外に…
そして、新しい相棒と登場人物が出てくる予定です。