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鋼鉄武装メタリオン~ファンタジー世界で変身ヒーロー頑張る  作者: タナバ
鋼刃武装メタリオン異世界に立つ
4/35

鋼刃武装メタリオン第4話めたりおん参上

見てくださる方に感謝しつつもノリと思い付きで動いております


「それじゃ…試すわね?私自身に鑑定を使用」 

あれから五分ほど、煎餅の袋が空になるまで泉さんは動き出さなかった。

少しでも早くこの世界に知りたいと俺は焦っていた


「なるほどね…私の場合はこんな感じで所謂転移物で出てくるステータスは出てこないみたい」

そう、言いながら鑑定で見えただろう物を泉さんは、部屋にあったペンで、同じく置いてあったノートに紙の束から一枚取り出し書いていく


~~~~~

火野 泉

翻訳

様々な言葉や文字を理解する


鑑定

相手の姿を確認する事で情報を見る事が出来る


希望への道【ヒーロー計画】

ヒーロースキルを持つ者の名前とスキル名を唱える事で発動。


特定のアイテムをセットする事でヒーローを作成可能

作成できるヒーローの数と項目はlevelに依存


ヒーローを作成するためにはコアが必要

~~~~~~

と、書かれた紙を俺へと見せた


「ステータスが書いてないのは納得ね。良くステータスには力なんて書いてあるけど腕力や脚力で違うし人間の能力を数字で示すのは、ゲームで無いと難しいだろうしね」

ゲームか、俺はあまりゲームはやった事だよな…

逆に泉さんは結構好きで得意だから…この前とか興味本意でやった格闘ゲームで俺はサンドバッグになってたし


「次に行くわよ。鑑定」

俺を見ながら泉さんが鑑定と唱えるとまるで自分の全てを見られたような気色の悪い感触が走る


「うわ、嫌な感触が…多分これ鑑定を受けると,相手に分かるかもな?」

「そうなの?気を着けないとね」

俺の言葉を聞きながらも手は動き。次の紙を書いていく


~~~~

本間 鋼

翻訳

様々な言葉や文字を理解する


ヒーローの肉体【マイティヒーロー】level①

levelにより身体能力が強化される


ヒーロー魂【ヒーロースピリッツ】level③

ヒーロースキル。

ヒーロー作成に必要な資格。

アイテムを装備しヒーロー名を唱え変身動作を行う事で変身可能

作成されたヒーローの力をlevelにより強化


levelにより様々な特典を得る

level③

サイドキックを設定可能

~~~~

「取り合えず一つずつ試して見ましょうか?」


「アイテムボックス。まずは、隣に移りましょうか?」

壁に掛かっていたこの施設の地図らしき者を泉さんは確認し、

俺は机に置かれていたメタギアを持ち言われるままに隣へと移動する


ちなみに鑑定は視野に納めて名前を言うと、名前を唱えた物の上にウィンドウのように出るらしく

物を探すのに便利とのこと。

泉さんは見つけたアイテムボックスの中身を確認し俺の背中に着いてくる


「ここが実験場みたいね?少し暴れても大丈夫みたいだから、軽く走ってから変身してみて」

「あぁ、分かった」

取り合えず何事も試して能力を把握しないと後で困るから、言われた通りに実験場を走る。


学校のグラウンド程の広さのそこを走ったが、普通の身体能力しか無かった俺が、マイティヒーローの効果だろう。

オリンピック選手並みの速度で走れていた


「着鋼【ちゃっこう】」

走り終わると同時に、いつも通りに左手で右手に巻かれたブレスレット型の変身道具メタギアのスイッチを押し右手を天を突くように突き上げる


「ぐぁぁぁあ…解除」

「スーツが破損していたから、そのため流れてるエネルギーが溢れて身体を傷つけたのね。これは回復薬と言う文字通り傷を治す薬ね」

全身に痛みが走り俺は情けなく悲鳴を上げた

身体中に火傷を追うが、アイテムボックスから泉さんが取り出した液体を掛けるとみるみる内に治っていく


「泉さん冷静ですね?それでメタリオンは直りそうなんですか?」

「私は研究者だからね…冷静に行動しないと…貴方の助けにならないから。メタリオンは多分無理ね。ここに材料があれば良いけど」

やっぱりか…メタリオンには一応自動修復能力があるが損傷が酷すぎるからな


「まぁ、取り合えず出来ないことを考えても仕方ないわよ。それよりも次は私が確める番ね」

泉さんは実験場の端にあった道具置き場へと行き。

置いてあった剣を重そうに両手で持つ


「鋼君。ヒーロー計画」

スキルの名前を唱えると重そうな剣は消えた。置いてあった剣だけでなく防具を次々に消していく


「ヒーロー計画を使うと持っている道具を材料に出来るみたいで表示はこうなったのよ」

道具を入れ終わりヒーローが完成したのか頭の中に変身ポーズが浮かび上がり、

またもや、書いた紙を見せてくれた

~~~~

こうじんぶそうめたりおん

①銅の兜

②銅の兜


胴体

①銅の鎧

②銅の鎧


①銅の鎧

②銅の剣


①銅の鎧

②銅の鎧

~~~~

「銅の鎧は二個だけ使ったけど、全部のヶ所に使われた事になったみたい。後腕は武器でも防具でも良いみたいね」

「じゃ、早速やってみますね。着鋼」

頭に浮かんだイメージ通りにスイッチを押すまでは先程と同じで、押し終えると右側に水平に右手を移動させる


「ぷはっ、何よ!それ」

変身し終わると笑われたので慌てて道具置き場にあった鏡を見ると……


「情けなっ!」

頭部に縁日のお面のような物。手足や胴体にはヒーローのなりきりセットのようなチャチな防具。

まるで低い身長も相まってヒーローになりきる子供みたいな姿に俺は脱力した


次回こうじんぶそうめたりおんの実力が…

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