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加害者の家族  作者: Nagare〆
大切なもの
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年上の夫

「ただいま」


夫の帰宅。

息子は、大喜びで玄関に向かう。


そんな息子を愛しそうに抱き上げ、

優しく息子のほっぺにキスをする夫。



確か、子供って嫌いだっていってなかった?


まぁ、でも、出会って間もない頃から

本人が嫌いだというわりには、

子供に寄ってこられていたし、

本人もまんざらでもないようだったから、

言うほど嫌いって訳でもなかったのかもしれない。



いや。。。


そういえば、子供が嫌いだって言う人ほど、

自分に子供が出来ると

親バカになるって話は、よく聞く話。


そんなところなのかな?



私と夫は、15歳も年が離れている。



私は、幼い時に父を亡くしているせいか、

どうもファザコンの気があるようで、


夫以外に付き合った人たちも、

みんな年上だった。


まぁ、一回り以上年上の人を、

まさか、恋愛対象として見れるなんて、

あの事がなければ考えられなかったけれど。。。



優しい人なのは、わかっていた。


いや、優しいというか、

悪くいうと気が弱いと言うか。。。



。。。。。。いや、

私の気が強すぎるのかもしれない。



年上だと言っても、どこか幼さの残る人だし、

頼れる存在というよりは、

私がしっかり支えてあげないと。。。


と、いった感じの人。


私が刺々しいからかな?


頼りない部分はあるけど、

夫と一緒にいると安心する



ホッとする場所



モヤモヤ モヤモヤ モヤモヤ



気のせい 気のせい



モヤモヤ モヤモヤ モヤモヤ



だから私は、幸せなの。


このモヤモヤは、単なる勘違い。





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