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安堵
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
玄関のチャイム。。。
あれから何度、なったんだろう?
ドンッ ! ドンッ !ドンッ!
扉を叩く音かする。
夫が意を決したように、
玄関へ向かおうとする。
「ダメ! まだ、ダメ!」
必死で止める私。
「中田さん !
居るのわかってるんだよ !」
玄関の外から声が聞こえる。
「中田さん、とりあえず出てきて。」
何 ? 何なの ? 何しにきたの?
「中田さぁん !」
もう、逃げられないかもしれない。
私は、震えながら、また、
カーテン越しに外の様子を伺う。
「。。。俺、出てみるよ。」
夫は、また、
私の頭を小さな子供の頭を撫でるように
優しく撫でると、
小さな子供に言い聞かせるように優しく
「大丈夫だよ。」
と、言うと玄関へ向かおうとした。
「あっ !」
私の言葉に夫の足が止まる。
「どうした?」
「もう少し待って。パトカーだ。」
パトカーは、
止まっていた車の後ろに止まった。
止まったパトカーから、
警察官が降りてくる。
「よかった。警察が来てくれた。」
あぁ。。。
よかった 。。。。。。 ?




