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加害者の家族  作者: Nagare〆
大切なもの
31/64

目覚めた時

「マァマ、マァマ、」


目の前に息子の姿。

あぁ、こんなに泣いちゃって、


さぁ、おいで。

抱っこしてあげる。


息子を抱き上げるために

起き上がろうとすると、

変な管が私の行動をさえぎった。


んっ? ここ、どこ?


真っ白な部屋のベットの上に

私は、寝ていた。


「よかった!気がついた。」


息子と一緒にいるのは夫?

あれっ? 腕。。。ケガでもしたの?


何が起きているのかわからず、

ぼんやりしている間に、

夫と息子の姿が見えなくなって、


どこに行っちゃったのかな?


などと、のんきに思っていた所に、

白衣を着た医師らしき人と

看護師と思われるような女性が、

夫と息子と一緒に目の前に現れた。


「ここ、3日ほど意識がなかったんですよ。」


医師の言葉に、あの事故を思い出す。


あっ! 夫と息子は?


「俺は、腕を折っただけ。息子は無傷。」


まだ何も言ってないのに夫が答える。


「よかった、よかった。」


涙が自然に溢れ出す。


よかった! よかった!


「どこか痛くないか?」

「ん。。。特にないかなぁ。」


「まぁ、検査結果は、

特に問題ありませんでしたから大丈夫。

でも奥さんだけじゃなく、

皆さんにも言えることですが、

10メートル近い崖を落ちた事故ですから、

今後、何か変だなと思ったら

直ぐに言って下さい。」


簡単に診察をして医師が居なくなったあと、

点滴が無くなって看護師さんが

点滴を外してくれた。


「今日は、念のためもう1日、

入院してもらいますが、

検査結果も異常ないですし、

大丈夫そうなら明日にでも

退院できると思いますよ。」



。。。いや、

もう帰りたいんだけど。。。






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