鈍感
切ない失恋話し
高校3年生に成った隆士は、薄々と失恋を考えていた。智恵ちゃんにも正社員登用の道が拓かれる事だろうと言う事と2歳も違うと言う姉の様に優しくも可愛く色白で大人しそうで皆が好む人柄にいつか認められるならばと言う思いを抱きつつも、正社員としての登用は店長の考えに想定は無いと言い、新天地に辿り着いたと本人から告げられ、隆士は「おめでとう」と言い心では美学を選び寂しさは見せないとしながらも、部屋で別れが訪れた事を高校3年生の隆士が聴こえた曲は俗に言う渋谷系と言われる曲で、心に届き涙を部屋で毎日流して昼はぽーっとした感じも勉強は6割制す積りでそれ也の力が出る事で、専門学校へ進学をする事に自信を付け際の事で、何もない様な心掛けも、未だ何も病む前の事なので特に症状も無く、引きずる事で時間を止まれと無駄な事だが、気持ちを華に表そうと言う事で、毎日通過する花屋さんに告げて送別会に臨んだ。送別会は毎回フランス料理は従業員なら知るも、もう3回もおフランスダンスなんて言いたい程で有った。アメリカの景気が良いらしいとテレビのニュース番組で報道されつつも、中にはレーガン主義には肯定的でない事の方が主流の世の中であり、共和党政権が残した課題にツケを民主党大統領が波に乗り民主・共和党と言う政党がマッチする8年間を過ごすけど、同時に飛行機での賠償金にて権利に付いて拡張期にて23時のニュースでは報じてたが、アメリカの現実は厳しいと言う事を知るには頓珍漢では有った。送別会では、相変わらず間合いを和ませる言葉にて笑いを取り、「先ずは私から華やかに智恵を活かして下さい」とユーモアを交えて話すと、智恵は涙を流して『隆士君ありがとう』と言い、ハグを交わした。和やかな雰囲気の中で進路に付いて聞かれたので、正直に話した隆士は、夢や希望に溢れていた。しかしながら世の中の労働市場は買い手市場であり、就職者希望の人達は需要と供給の線が交わらない状況で、バブル以降とはとバブルを懐かしむ声も多く懐古主義に陥っていた頃に、智恵ちゃんの就職は喜びを持ってとダイアルを回して『おめでとう』と隆士が言うと、『なにー?隆士それだけなん?』と智恵ちゃんは言う。『勿論だよ、友人の正社員が喜ばしいに決まってるよ』智恵は、『ありがとう、隆君』と言った。それは陽春の頃で世間では5月病の数日後ではあるも、この別れから傷付く事を何より怖く為っていく隆士の心を長年閉ざす様に陥るとは思えぬ出来事だったが、人間関係の模様も考える時代の中で、成績は優秀であり専門学校への進学の為のハードルの成績もクリアすると言う偉業も成し遂げるとは驚く未来も、ただ今現在は悲しみに渋谷系の曲とアメリカが好きで、シドニーシェルダンの著作が好きで文学少年振りは高校1年生の頃からの特徴の様であった。
日本美学