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鈍感  作者: 松井陽康
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鈍感

反映から屈折した時代へ突入

精神病棟に入院すると言う感覚は未だ知らない隆士は、この患者の事を見下していたが会話は英会話でしていた。頭が良すぎるのも問題なんだなと知るも、贅沢品である携帯電話は保持してない為に不便は多く理不尽だった。仕事も出来る様に成って来たと思いたい日々が訪れても怒りは持ち敵対心は強くもカウンセリングにて憂さを晴らしていた。未だこの当時は精神病は我儘な人が為ると抵抗があり、ロナードの朝にしても精神病患者は我儘だからだと友人も言い、隆士は不服だった。日本国一の宗教へ勧誘される隆士には先輩に見捨てられる事が怖くも、鬱病をカミングアウトしても逆に頭科があるかの様に当時は重い複雑な悩みとされた。給料も良く仕事も好きと言う感じだが同じくして夜のドラマには心療内科や精神科医物のドラマを見ては主人公の気分であった。毎朝人気ラジオ局から50分間自動車の運転は楽しい時間でもあったが、皮肉にも事務長には隆士の存在が疎い者であった。寒さを増す秋も暮れる霜月には従兄の結婚式に呼ばれるも皮肉にもその選択が誤りだったかも知れない。患者様からの信頼がある隆士には女性職員で年下が苦手でイライラしていたがそれを是正するのはかなり時が過ぎてからの事だが、クリスマス会のマを描く担当も偶々境界性人格障害に陥ってた隆士にはお茶の子歳々であった。クリスマス会ではカメラ担当で被写体を写す訳だった。クリスマス会は時間上不可能に近くも、隆士の判断力で可能に成り逆に余裕すらあった。今後はサブリーダーと隆士君と言えども隆士には不満足であった。何故なら退職を嫌な人にはと願えども叶わず逆に何人辞めさせたら気が済むのかと問われた事が印象的だった。12月14日従兄の結婚式にて盛り上げても本意では無くも演技性からそんな事もあり、夜勤を代えてまで結婚式に出席した事を後悔するもなんとなく上の判断には疎い存在だと先輩は言うも隆士は精神的屈折をして退職する事に為る。その後の人生が狂うとは知らずも世間に疎い生き方を味わうとは知れない人生が待っていた。1998年カウンセリングも取り上げられてお薬も多くもあるも、歯科にてバイトをする事に為る。七転八起の始まりの屈折感の時代の始まりでもあった。その後の人生は誰にも予測すら出来ないだろうと思う。

厳しい時代へ突入

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