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鈍感  作者: 松井陽康
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鈍感

間の取り方が悪いのか?

1997年3月10日は就職記念日だと隆士の腹を括ってる。御田病院一病棟にて婦長から直ぐに辞めるかも知れないと言う事もあり病棟でも人間関係と仕事が出来る人が居る病棟での憧れが深まり、異動をしても隆士はずっと毎日1病棟からお声が掛かるのを待ち構えて居た。そして2病棟は女性社会剥き出しな横の連携が必要不可欠で尚更人間関係に苦戦する訳だが、隆士には厳しくも博愛な主任の元これ以上居ないと思える上司だと後に振り返る。認知症患者も多くイワユルターミナルホスピタル=終身医療体制の最前線に放り込まれた。隆士が心許すのは大倉さんであり、同時に味方でも有った。大倉ママと揶揄される程でもあり親子の様な仲でもあったかも知れない。隆士は毎月¥8000で1ケ月の昼食が頂けるのでお昼休憩が大好きだった。厨房の頭や一病棟の同年代である仲間と話したりはするも2病棟の仲間とは折り合いが悪くて相互不信にも似た感情と同時に復讐の機会を窺っていた。患者様にも相性もあるが食べ物と同じく好き嫌いの尺度で言う事はナンセンスなので、気が付けば患者様や患者様のご家族やお孫様達と溶け込んでいた。隆士さんならと言う言葉と信頼関係が樹立が多くも、例え本人が臨んでもリハビリの効果無しでも、リハビリに賭ける気持ちの理不尽さは後の職員会議での婦長からの「正直言って××さんはリハしても治らない」と言う言葉から医療の理不尽を受けても患者様の身内と言うのは可能性に賭ける方達で連携して介護員である私達の相性が会う者とコンタクトする。介護員のお仕事は美味しい職業でもあると隆士は考えてる。金銭や食べ物を頂ける頑張り甲斐あるお仕事にて、努力が報われる職業と言える。冷静に考えると週に3日の休みに対して4日間はhardworkerだと思う。自分のお仕事と患者様のお頼みにて、看護業務に近い事に成るほど患者様優先ではあった。3日に1度の休みなので金銭は多く持つ身の上で若人なので何処か旅行したりゲームセンターで屯したりビリヤードしたり、イタリア料理屋さんや定食屋でタバコを吸いながら激論をしたりしていた。しかしながらカウンセリングでは心の空手を習う如く心理戦での闘い方を教わる。隆士は先輩が誘う宗教には人間関係の崩壊が怖くて出席するも本音は先輩と離れたいと思うも、誰からも相手にされない自分自身を嘆いてたり、丁度学生時代の講師の先生のお客様と会う日が訪れて精神障害者で年金を貰ってる人と出会い一時期だが仲良くする。今考えても我儘に映る程自己主張が強いトぢ上の男性で精神科病棟付き病院に定期的通院して、変な患者様が多い病院だねと、精神医療の現実を知った。

現実を嘆きます

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