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妖怪発見 1

作者: Jinsei

本作品をご覧頂きありがとうございます。

当作品は、巷で人形マンガの妖怪ウォッチとは全く関係ありません。

最近、本サイトの存在を知り、掲載をしてみようと思い投稿させて頂きました。

尚、今回投稿した下記作品は、2009年に書いた作品に加筆したものです。



※本作品は短編で、私自身ジャンルもわかりません。


【妖怪発見 パート1】


ビッグターミナル。


激しく往来する人の波をかき分けるように足を運ぶ。


乗り込む電車の出発時刻は間もなくだ。


足早に券売機のある場所へと進む。


人の頭越しに見える券売機を見つけ、俺は更にスピードをあげた。


券売機に到着し、切符を買おうとしたところ、いたんです妖怪が…


見てしまいました。



(@_@)ギャー!



その妖怪ですが…


年の頃なら65~70歳のお婆さんの姿をしておりました。


いろんな人間に声を掛けているようで、俺にもゆっくりとその妖怪が近付いて来ました。(この時はお婆さんだと思いました)


近付いて来て「あの~、すいません」と声を掛けられました。


なにか困ってるのか?と話に耳を貸すと…


お婆さんに化けた妖怪は、ボソボソ声でこう言いました。



『100円足りないから貸して下さい』って。



出た!妖怪銭もらい!



妖怪銭もらいとは、道行く善人に片っ端から声を掛け、100円と言う微妙な金額をくれと心の隙間を揺動かす妖怪。基本的に暴力は振るわない。(妖怪大全集より抜粋)



俺は元気良く言ってやった。


『嫌です』と


俺の声を聞くや否や、次の善人に『100円足りない…』とやってました。


人が集まるところには、色々な妖怪が出ます。


皆さまの周りにも、きっと妖怪はいますよ。




最後までお付きあい頂き、ありがとうございました。

Jinsei

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