第二十四話:新戸空バイパス工事中
>>新太郎
ようようと暖かくなってきて、薄桃色に染まった風が町の彼方此方を駆け巡る。春である。
本来なら喜ばしい季節なのだろうが……、年度変わりでドタバタと忙しい上に、花粉症によるくしゃみや鼻水や目の痒みで運転に支障が生じたり、いろんな意味で対応に困る人々がわんさかと街へ繰り出したりする季節でもあるので、実はそんなに嬉しくなかったりもする。
しかしながら、年度始めで生活のリズムや場が一変したり、花見等の行楽に繰り出したりと、人の動きが大きく変わる時期なので、俺達のような交通事業者やその関係筋に取ってみれば、今は格好の稼ぎ時だ。
初奈島の市内を空車であてもなく流していると、不意に支部から無線が飛んできた。
『此方、初奈島支部。寺町から新京極通周辺を走行中の車に予約連絡。空車、回送車の応答、お願いします。どうぞ。』
「此方、営業所番号109、高津タクシーです。本部へ、どうぞ。」
指令は、丁度差し掛かった交差点の近隣にあるホテルへの予約、迎車だった。そこに宿泊していた客を本土にある自宅へ送り届けろ、というものである。
ホテルの正面玄関前に停めた自分のJZX100系前期型のマークⅡの後部座席へ若い男女2人組を丁重に誘うと、俺は車を発進させた。ホテルの敷地内へ入るまで屋根に載せていた提灯型の行灯は撤去し、今はただの自家用車のようなハイヤーとなっている。
「では、改めまして……。御乗車誠にありがとう御座います。」
ドライバーシートに座り、シートベルトに手を掛けながら後部座席の方へ振り返った。
「何方の方へ参りましょうか?」
「水島団地までお願いします。」
「は?」
「え?」
「失礼しました。」
後部座席の左側に座っている男が少々面食らったような顔をしたので、俺は慌てて謝った。
「何処の水島団地へお連れすれば宜しいでしょうか……?」
「あ、ああ……。空賀の……。」
「畏まりました。」
右ウインカーを点け、ギアをDレンジに入れブレーキを踏む。周囲の安全確認を済ませてサイドブレーキを解除すると、俺はペダルから足を離してアクセルを踏み込んだ。
バイパスから陸南高速ヘ出て戸賀ICの方へ抜ける。要するにいつものルートである。
たまに客が振ってくる世間話に適当に相槌を打ちつつ車を走らせる。トンネルを抜けてカーブを曲がれば、すぐに高速の出口である。
トンネル内の退避場を利用して設けられた緑色の標識。普段なら、
『500m先出口M3-18戸賀』
『R25空賀方面(戸空道路経由中央高速)』
といった文言が書いてあるのだが、今回は違った。
『R25、新戸空バイパス(空賀、中央高速方面)』
と、下の表示が変えられた真新しい物が掲げられていた。
そう言えばトンネル手前にある1km前の奴も普段と違ったような気がするな……。そんな事をぼんやりと考えながら車を左に寄せ、分離車線の方へ入って行く。
ETCのゲートを潜り、いつものようにIC出口の交差点を曲がろうとして、眼前の景色が妙な事になっている事に俺は気が付いた。
以前なら、まっすぐゲートのある広い所からなだらかにスロープを下るように中央分離帯付きの片道2車線の道路が真っ直ぐ国道の方へ延びていた。が、今目の前にあるのは、左側の車線は少し左の方へ膨れつつも今まで通り国道の方へ向かっていたが、右車線の方はその高度を変える事なく、分離帯や反対側の右車線と共に片道1車線の高架道路になり、微かに撓んだ弓のように右の方へ緩やかなカーブを描いている。
そして、その分離部の手前にある忙しくリレー点滅を繰り返す黄色い警告信号機の側に立つ鉄柱の上には、
『←R25戸賀市内、R321空賀』
『新戸空バイパス、中央高速R1-129空賀IC直結→』
と書いてある傷一つ無い案内標識が2枚並べて掲げられていた。だがしかし残念かな、右側の高架の方は絶賛工事中なのか、赤いパイロンや紅白のブロックによってバリケードが築かれ、通行できないようになっていた。
いつの間にこんな工事をしていたのだろう。内心驚いて言葉を失いつつも、俺は車を左車線に入れ、国道の方へと車の鼻先を向けた。
段々と高くなる高架のそびえ立った灰色のコンクリートの壁がぷっつりと途絶え、支柱と支柱の間の薄暗い高架下の空間が見渡せるようになると、すぐさま道路が左の方へますます膨れ、同時に右にも広がって申し訳程度の右折専用車線と左折専用車線に道が現れる。勿論、俺の車は右車線へと収まった。と言うより高速を降りた殆どの車が空賀方面に向かうので、インターの道路は左折車線に入れない地元車も合わせて瞬く間に大渋滞を作っている。交差点の形状がT字路ではなく直進もある十字路だったら、さらに混乱に見舞われていたに違いない。
どうせ道路を拡張するなら、もう少し広げて3車線目を造って右折専用に1.5車線、左折専用の1車線みたいにすればよかったのに……。そう考えると俺は少しばかりうんざりした。
R25へ右折する。頭上を掠めた高架のカーブは、ぐわんと力強くしなる太くて硬い鞭のように大きくS字を描くように南下している。何だかんだ言いつつも、あれが完成すれば、空賀方面からそのまま陸南道に向って西進、若しくは此方からあっちへ向かう車によるR25の渋滞も少しは緩和されるのだろうか……。10t位の大型トラックの後ろに付いてブレーキに足を載せつつ、俺はそんな事を想像した。
R25とR321がぶつかる交差点に到達して吃驚した。普通の平面交差だったのがR321号線と重複区間の一部が高架に改造され、少し複雑な造りをした半立体交差点になっている。しかも左右各2車線分恰幅工事をされ、ランプ付近では1車線化して出入口と分合流する1.5車線の側道も整備されているようだ。山の中で人家も店舗も殆ど無いに等しいから迅速にこんな大それた事業が可能になったのだろうな……。
何故か2車線ある内の、歩道を大きく抉り取ったような左側の方の左折車線に入って片道2車線のR25R321重複区間、新戸空バイパスの側道へ入る。
交差点のコーナーを曲がってすぐに頭上の高架が左右に別れ、青空が顔を出し、目の前に中央分離帯のある片道1車線のスロープが高架の真下へ延びているのが判る。勿論その上には真っ青な案内標識がしっかりと掲げられている。
『2番藤之台ランプ↑空賀IC(入り口専用)』
コンクリート製のぶっとい高架の支柱がどっしりと整列する暗くて広い中央分離帯の中に少し割り込む用な感じで右方向にある分離車線に入ると、対向車と向かい合いつつ急なスロープを駆け上がる。さあ、ここからこの上の高架道路が国道扱いの道となる。だから此処から先は系車両や原付でも走行は可能だ。
側道は戸賀市道r339号線新規敷設道路となり、空賀とは全く違う方向、山の中腹を掠めて市の中心部へと向かうらしい。何処へどういう風に行くのか、その内走破してみよう。
パアッと視界が開けると、今度は左側に2車線の本線、右側は中央分離帯に急に現れて合流地点の少し先で唐突に消え失せる銀色の防音壁によって塞がれたのが見渡せる。ここから先は一応開通しているらしい。
左右各1列に仲良く等間隔に整列するパイロンに導かれて本線に入ると、路面に正方形の泥と錆で赤茶けた大きな鉄板がボルトで雑に留められて一面に敷設されている所為で、タイヤが転がる度に段差で跳ねて車体が上下左右にグラグラと揺れる。
「うわっ!」
「きゃっ!」
大きく車が跳ね上がった途端、後ろの方で男女の驚いた声が聞こえた。
「すみません。大丈夫ですか?」
「いえ、ご心配なく。大丈夫です。」
「これから先かなり道が悪くなっているみたいなので、しっかり掴まっておいて下さい。」
追越車線と路肩が工事中の為、赤い誘導灯の差し込まれたパイロンと蜂の色の黄色と黒の縞のコーンバーで仕切られた狭い第1通行帯を40km位まで速度を落として進む。左右のパイロンの列の向こうには、灰色の作業着に黄色の安全ヘルメット姿の作業員達が、黄色や水色に塗られた重機やトラックを忙しそうに操作して、急ピッチで工事を進めているようだ。
1km弱進んで正面に聳え立つ山の斜面が迫り来ると、急に路面が綺麗な舗装道路に変わり、唐突に工事区間が終わった。そして綺麗な2車線道路が高架から斜度のきつい坂道に受け継がれる。
急な坂道を駆け上がりつつ緩やかなコーナーに合わせてハンドルを左へ切る。下界に残る対向車線とだんだん離れて行く。この頃になるとどの車も加速し、法制上は一般道なのに高速道路並みの速度で飛ばし始める。歩道と自転車道は上の方を並走しているので、路側帯は退避場を除けばほぼ無いと言っても過言ではない。たとえ法制上は原付自転車やトラクターも走る事が出来ても、まず無事では済まないだろう。自分も120km/h付近を目指してアクセルをべた踏みしつつ、俺はそんな事を考えた。
カーブを駆使して山の稜線を回り込むように登りながらも10%も傾斜がある道路なので、車格の大きなバスやトラックや排気量の低い非力な車は十分なスピードが出せず左車線に列を成しているので、自然と追越車線を他の速い車と追い掛けっこをするように走る事になる。
3台で船団を組んで100km/h弱で走っていた10tのデコトラ軍団の先頭の車を、半径200mの右カーブを通過中に追い抜こうと5m程後ろまで接近した時だった。突然、左前を並走していたそのトラックの銀色のコンテナ荷台の下に取り付けられたリアコンビランプの右ウインカーがピカピカと点滅を始めた。
一瞬、おっ?と思ったものの、さっきから後ろの2台を追い抜きつつ並走して近付いていたのだ。当然プロなら気が付いていて然るべきだし、現に今の位置からだってサイドミラーに目を遣れば十分視認可能だろう。よもやそのまま追越車線へ出て来るなんて事はあるまい。………………嘘だろ……。車線変更を咬まして来やがった!!!!
キキキキ――――――――――!ビ――――――――――ッ!!
フルブレーキングで辛うじて接触を回避すると、眼前いっぱいに現れたトラックの荷室の観音開きの扉にでかでかと描かれた八代亜紀の似顔絵を精一杯睨みつけ、俺はステアリングホイールのホーンボタンを掌で思い切り叩いた。
どうやら、すぐ前を走っていた白いミラ・イースを追い越そうとしたらしい……。そうした事情が漸く飲み込めた途端、何故か目の前のトラックがハザードを焚いて急減速した。
慌てて俺もブレーキを強く踏むと、同じ様にエアコンの通風口の右横にあるハザードランプのスイッチをポチッと押し、前車に倣うように追越車線上で停車を余儀なくされた。
たくっ……。車がバンバン飛ばしている交通量の多い道路のど真ん中で停留するなよ……。
仲間に加勢する心算なのか、左側と後ろ側にも仲間の紺色の10tの現行スーパーグレートと同じく10tの銀色の現行ギガがハザードを出して路肩に停車している。さらに俺と前のトラックが前触れも無く静止した所為で、追越車線を走行していた後続車が次々と止まって渋滞の列を成してしまったから、まさに俺はにっちもさっちもいかない状態に陥った。
前のトラックの運転席のドアが勢い良く開いた。自分より一回り年上のように思える、パンチパーマの茶髪に捻った白いタオルを鉢巻きのように巻いた、体躯の良い薄い赤銅色の肌をした大柄な男が飛び降り、トラックの後方を睨むように目を据えてゆっくりと此方の方に歩いて来る。だが、もう少しで荷台のコンテナの陰から出るか出ないかの所で、驚いたように突如表情を一変させると、それこそ脱兎の如く回れ右をして自分の車へと乗り込んだ。恐らく、俺が個人タクシーだと気が付いたのだろう。
個人タクシーというのは、往々にして法人タクシーだとトラブルの元に成る等リスクが大きすぎる為に爪弾きされた客の受け皿にもなっている事があり、またそうした人等を得意先として囲まれている事もしばしばある。
無論、各ギルドやタクシー協会は、会員や構成員が犯罪行為に加担させられたりする事を懸念し、暴力団といった不法ないし脱法組織や、そこに加入している人間を顧客としない事を勧告している。だがしかし、異常に金払いが良いので何時の間にかそういう裏社会の御仁とズブズブな関係に浸ってしまっている俺みたいなドライバーも多いのである。
だから最近は、ウチの車みたいに妙に金を掛けられたと思しき高級車の個人タクシーには、後ろに関わってはいけない人達が着いている可能性が非常に高い、というイメージを運輸系の組織に籍を置くプロドライバーから持たれる事が多くなっている。しかも強ち間違いではない。それが自由奔放な連合系の車だとしたら、確率はドンと更に跳ね上がる。さらに最悪な事態を想定すれば、絡んだ時に運良くその筋のお偉いさんも同乗中だった、と言う事も有り得るし、実際そうして逆に可愛がられたという話もある位である。
まあ、要するに口とか弱い者の前とかでは大きな事をほざけても、本物の人達の前では尻込みして敵前逃亡する。俗に言うヘタレという奴だった訳だ。くだらない。此方はバスのように制限時間が予め定められている訳ではないが、到着が遅れれば遅れる程、お客様の出費を無駄に増やす事でサービスに傷が付くのだから勘弁してくれ!
俺は内心悪態をつきながらも、ハザードを切って車を発進させた。
山岳路の部分は、ガードレールや路肩の補強が完了したのか、工事中の区間など全くなく、少なくとも前よりかは神経を煩わされる事もなく快適に通行する事が出来た。たとえちょっとした工夫の積み重ねに過ぎなかったとしても、その違いは実感としてとても大きいように俺には感じた。
麓近くまで降りて来て人家がある辺りまで来ると、急に雰囲気が一変した。何だかんだと自動車専用道路のような雰囲気を纏っていたのに、対向車線と向かい合った途端、左側の路肩に、この先に信号のある事を示す、赤青黄の横長の信号機がデフォルメチックに黒く描かれた黄色い警告標識と、
『交差道路あり500m』
と書かれた補助標識がセットに成った物がニョキッと伸びた白い鉄柱にぶら下がる形でいきなり現れたのだ。
よく考えたらバイパスと名が付いているだけでその実は普通の国道なのだ。別に途中に道路が平面交差している箇所があっても全く不思議ではない。
だが、だからこそ思う。元々在った道を利用しているとは云え、折角改修して高架化や拡幅工事をしているのだし、序でに立体交差させる事は出来なかったのだろうか?
更に山を下ると、此方側の車線をずらし、中央分離帯を3mから20mに拡幅する為に山肌を大きく抉る工事を並行して行なっていた。
この時点でもう、何の為に?と思うが、新しい車線が出来るまで既存の物をギリギリまで使えばいいのに、どういう訳か中央分離帯の切れ目から対向車線の追越車線へと強引に誘導される。
2車線道路の真中を貫いていた白い破線が、間に赤いガイドポールが並んだ橙色の二重実線に変わり、双方向に車が流れている。ただしそれは非常に愚鈍としたもので、長い渋滞の列を成していた。
ただでさえ混むのは当たり前なのに、時に此方側は向かって右側に移動した歩道沿いに点在する店舗の駐車場へ入ろうとしたり交差点で右左折しようとしたりする車の所為でますます酷い惨状を呈している。目の前の車が右ウインカーを点滅させて制動灯を灯し、その場で停止する度に、またかよ……いい加減にしろやボケッ!とブレーキに足を掛けながら心の中で暴言を吐く。いっそ何処かで山奥か路地裏に逸れて、旧道か別の国道を目指して市街地まで迂回しようか、とも目論んでみる。しかしながら、渋滞に嵌ってでもR25・R321重複区間であるこのバイパスを走った方が結局早く到着する事を経験的に心得ているので、内心ぶつくさと文句を言いつつも俺は真っ直ぐ道なりに走って行った。
後から聞いた話だが、空賀方面に走行する車が右手に見える様々な店舗の駐車場に入庫したり、逆に出庫して本線に復帰したりする時、事実上平均走行速度が20km以上も上がるであろう中央寄りの車線や、路肩から右折で出る時に手前側の道路をその車体で丸々塞ぐような事になれば、追突事故の温床に成りかねない。だから中央分離帯の切れ目に出来る空間へ退避出来るように、大型フルトレーラーや連節バスの平均長18mに合わせて中央分離帯の幅を20mにする工事を始めたとか何だとか……。
長い右折車線を設けたり、適当にUターン可能な小規模のランプやクローバー型のJCTを増設したりするとかではいけなかったのだろうか……?謎だ……。そして迷惑だ。
そもそも、その中央分離帯に逃げる為に結局右車線で急減速しなければならないから、結局後続車の追突事故を誘発すると思うのだが……。
市街地へ出ると暫定2車線状態が終わった。しかし驚いた事に、ごく普通の4車線道が、物凄く広い中央分離部を備えた片道1車線道に変わっていた。代わりに高架道路の灰色の橋脚だけが中央高速道路に向けて野晒しのまま整列している。
この道も、高架道路が完成すれば旧道の側道として、道なのに後進に道を譲る事になるのだろうか……。ハンドルを握りながら俺はそんな事を考えた。
「お客様。おいおい空賀の市内へ入りましたが、この後どういう風に行けば宜しいでしょうか?」
「あっ!運転手さん。その2つ先に見える信号ね、左に行って下さい!」
「畏まりました。」
俺は男性客の道案内通り、車を走らせた。
桜が花を散らし、すっかり野山や街が深い緑に覆われた5月最初の連休中、またR25とR321の重複区間を走破する機会に恵まれた。
連休の中日、折角のゴールデンウィークなのだから玉緒と二人でまた何処か半日で行き帰り出来る所へ出掛けようか、と唯一仕事の依頼を無くせた時に通過したのだ。得意先の懇意にして貰っているお客様方からの依頼は日にちの都合上来なかったので問題なかったとは云え、連合からの打診を拒否するのは思いの外大変だったぞ。まさか休みたい旨を告げて突っ返しただけで人非人呼ばわりされるとは思わなかった……。
閑話休題。
さてその時の話だが、やはり1ヶ月近い時間は短く感じるようで相当な長さなのだろうか。戸賀IC付近の高架区間が開通している。着工済みの区間が伸びている。更には空賀市街地の高架区間の立ちっ放しの橋脚に足場が組まれ、そこに高架を掛ける為の工事がぼちぼち始められている。目を見張る変化こそないが、確実に着工が進められていく過程を、車で走りながらつぶさに確認する事が出来たのは、大変愉快だった。
調べてみたところ、新戸空バイパスの工事が全て完了するのは、来年の夏頃を予定しているそうである。所々のやり方はどうであれ、陸南道と中央高速を結ぶバイパス線が完成すれば便利な事には違いない。
今から楽しみだ。