飽和する欲は人を支配し・・・
生と死を考えて、思ったことを書き綴ったものです。
今日も、何事も無く過ぎて行く。
それが幸せなのかは分からない。
ただ言えるのは・・・確信を持って言えることはただ一つ。
「確実に死に一歩近づいた」と言うこと。
きっとおそらく例外なく、人は死ぬ 。
いつかはこの世界から消えなければいけない。
人の持つ唯一にして絶対のその「権利」は、人を苦しめると同時に人を進化させる。
死を恐れた人々は自らの知恵を結集させ、医療を発展させてきた。
永遠なんて言葉が叶うことはないから、
せめて愛するあの人と、愛おしいあの人と過ごす瞬間を大切に生きていく。
終わりが見えているからこそ、最後まで頑張ろう、
せめて生きている内にやっておきたいという感情が浮かんでくる。
「死」は人の恐怖を表すと同時に、人の「生」をより一層輝かせている。
「ねぇ、愛しているわ。一生傍にいてちょうだい」
死の無い世界があったなら、それこそが一番の不幸だろう。
「あぁ、もちろんだ。死ぬまで一緒に。・・・死ぬまで・・・?死ぬ、まで・・・?」
人はやがて狂う。
終わりの無い世界が人を狂わせる。
「冗談じゃない。一生とはいつまでだ?いつまでお前と過ごせと言う?」
死が人を支配する。
それは幸福さえも同様で…
――あぁ、神様。死の意味が消えた今、何を持って「生きている」と言えるのでしょうか?
こんなものばかりかいていると、自分はどれだけネガティブなんだとか思われそうですね。
本文は好きに解釈してください。