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冬の靴音さえ風情なり 〜【再掲】詩集〜  作者: 白夜いくと
アソートな感情(再掲詩編)
6/12

‐再掲‐



悲しみのない夜なんかなくて

たまにチラつく月に走馬灯を浮かべて

やんわり泣いてみたりして

塩っぱいなって思うよ


『世界が終われば悲しみなんてなくなるのに』


呪うように月を睨んだ

月はびくともせず堂々と佇んでいた


まあるく

まあるく佇んでいた



悲しみのない夜なんかなくて

たまに雲に隠された月に心境を重ねて

やんわり泣いてみたりして

塩っぱいなって思うよ


『世界が終われば悔しさだって消え去るのに』


呪うように月を睨んだ

月はびくともせず堂々と佇んでいた


まあるく

まあるく佇んでいた




きっと私の呪いは世界を変えや出来ない

月は言い続けている


あれだけこぼれた涙も

月は拭いてくれなかった



悲しみが薄れる夜もある

「久しぶり」と友人からの着信

心弾み会話も楽し

今度会おうね、なんて言ったり


何気なく見た月は


まあるく

まあるく佇んでいた


『あと数週間は世界が平和であってほしいな』


ただ必要としてくれた人が

元気でありますように

ふわり月に願う


月は佇んでいた

都合の良い考えをさとすことなく


まあるく

まあるく佇んでいた




何を呪っても月は明るいままで居てくれるから

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