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GIANT KILLING 〜荷物持ちのファンタジア〜  作者: ふぐ実
第一章 貧民区のお嬢様
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chapter 74 プレゼント

ご愛読ありがとうございます

 〜 スペシャルダンジョン ガチャルーム 〜


 ガチャルームに入ると超巨大なガチャマシーンが置いてあった。近くに行くと魔石を投入する穴があった。集めた魔石を投入すると大きなボタンが光った。


 ポチ……ガチャガチャ……ポト


 何かとても小さなカプセルが出てきたよ? 小石よりも小さな透き通ってキラキラしてる石が入っていた。


 ダイヤモンド +3


 え!? ダ、ダイヤモンド? 超高級宝石だよね? 

 でもな〜 小さいなコレ! ニャンタの好きな野苺くらいの大きさしかないや。

 まだ誰も戻ってないのかな? ロビーに行くとホクトさんが居た。


「皆さんまだダンジョンに居ますよ」


 みんな頑張るなぁ〜 もう一度行こうかな?


「モッシュさん、ガチャはどうでしたか?」


「あ、はい。スキルでも装備でも無く宝石が出てきました」


「宝石ですか……素材のガチャなのでしょうか」


「まだ1回しか引いてませんからね」


 あのガチャは魔石を入れれば何度でも引ける優れ物だよ。みんなの結果を聞けばどんなガチャか分かるね。


「売ってもしょうがないし、イヤリングにでも使おうかな」


「ちょっと見せて下さい……これ位の大きさなら()()()()指輪にも出来そうですよ」


 ホクトさんに教えて貰いながら指輪にしてみる事にした。

準備をしていると栞さんがダンジョンから戻ってきた。


「何か作るんですか?」


「うん。指輪を作るんですよ」


「では、スキルを使っておきますね。私はちょっと休憩しますので」


 栞さん……かなり疲れているみたいだね。いくらビショップでもソロが苦手なのは変わらないからね。


 ホクトさんがアクセサリーを作る時のコツを教えてくれた。贈る相手の事を考えて作るといいんだってさ!


 ミンフィーは今日も農場に行って頑張っている。本当ならみんなとダンジョンに行きたいよね。貧民区に住んでいる人達の暮らしまで考えているんだ。


 最高のギルドマスターだよ!


 骨細工で作った立て爪付きのリング台に、ホクトさんから貰った瞬間接着剤を付けて小さなダイヤモンドを嵌めたよ。


 パァーーーーー


 あれ? 何かリングが光ったよ?


「ハイクオリティー品になりましたね。特殊な効果を持つリングになったかもしれません」


 鑑定してみよ!


 ダイヤモンドリング (ハイクオリティー) ???


 完全には鑑定出来なかったけど品質は上出来だね! リング台が骨だけど一生懸命に作ったよ。


「ホクトさん、有難う御座いました。もう一度ダンジョンに行ってきますね!」


 軽く昼食を取って再挑戦だ。


 ダンジョンの中に入ると……


「あれ? 大きなヒツジだよ……」


 入れる度に敵が変わるのか? 一度出て、また入る。今度はゴブリンだ! なるほどね。毎回変わるんだ。


 ゴブリンは剣、盾、鎧、兜を装備している。


 騎士みたいだぞ!


 何かカッコいいし……僕より装備が良さそうじゃないか!

 ムカついたので倒す事にする!


「ウリャーーー!」


 ガコ!


 盾で完璧に防御された! ゴブリンがニヤリと笑った!


 許さん!! ガコ! ガコ! ガコ! ガコ! ガコ!


 クッソーー! この盾! ぶっ壊してやる!!


 渾身の力を込めて盾をぶっ叩いた! 砕けろ!!


 ゴブリンの盾が激しく音を立てて崩れ落ちた!


 ゴブリンは腕まで砕かれたようで、砕かれた腕を押さえて倒せてしまった。ううう……僕も何だかクラクラする……魔力切れの症状だよ……これはヤバイ……慌てて魔力回復の水を飲み干したけど頭が痛い。

 必死に体を動かしてゴブリンにトドメを刺した。


「だ、脱出だ……」


 何とか訓練所まで戻ったけど……動けない……


「ニャー」


 ニャンタが通り過ぎていく……


「モッシュさん! 大丈夫ですか!?」


 ニャンタがティアナを連れてきてくれたみたいだ。


「スキルを使ってしまったみたいで魔力切れだよ」


 少しずつ魔力は回復してるけど……ティアナに支えられて作業場まで来た。

 まだ栞さんの聖域が発動しているね。助かった……イスに座ってしばらくジッとしていたら治ってきたよ。


「もう大丈夫……ちょっと部屋に戻って寝よ……」


 どれ位寝たのだろうか?


  魔力切れは本当に恐ろしいな……まだボーッとする


 部屋を出るとスパイスのいい香りがしてきた。今日はカレーかな? ロビーでみんなが食事の支度をしている。


 ミンフィーも居るね。


「ミンフィー、ちょっと手を出して」


「ええ。どうしたのかしら?」


 ミンフィーの左手の薬指にダイヤモンドリングを嵌めてあげる。ちゃんと指のサイズは知っているからね。


「うん。ぴったりだね。良かった」


「あ、ありがとう?」


 みんな何故か動きを止めて僕達を注目しているよ。更にみんなが拍手をしてくれるよ?


「さっきダンジョンでゲットしたから作ってみたんだ」


「ガチャで出たの?」


「うん。小さくて売り物にならないからさ。ホクトさんに教えて貰ってリングにしたんだ。ハイクオリティー品になっちゃってハッキリ分からないんだよ」


「モッシュ……こんな大きなダイヤモンド見た事無いわよ?

 楽に100万ゴールドはするわ」


 ええ!? こんな小さな石がそんなにするの? 


「栞さん、鑑定して貰えるかしら?」


 ミンフィーが左手を栞さんに差し出した。


「ダイヤモンドリングのハイクオリティーで間違いありませんね! 鑑定の内容は……」

 

 栞さんが顔を真っ赤にしてミンフィーの耳元でヒソヒソと囁いている。


「ふふふ。モッシュたら……ありがとう大切にするわ」


 やっぱり今日はカレーだね。辛いカレーを食べれば頭もスッキリするかも。

 食事をしながら今日の成果をみんなから聞く。


「俺は竜のヒゲと盾スキル+4だったよ」


 へぇ〜 スキルも出るんだね。ザリウスは2回ガチャを引いたんだね。


「竜のヒゲは弓の(つる)として最高の素材ですね」


 ホクトさんは何でも詳しいなぁ〜 


「困ったな。正直言って必要無い。売るのも勿体無い」


 ザリウスはまた迷っているね!


「私は槍が出ました。私の鑑定スキルでは呪われてない事だけしか分かりません」


 アイリスは槍をゲットしたのか……スキル、装備、素材、完全なゴチャ混ぜガチャだね。


 栞さんが鑑定をしている。


 プラチナランス 攻撃力+30 貫通(大) 


「強力ね。町の武器屋で買えるレベルの品では無いわ」


 ミンフィーでも驚くレベルの品みたいだよ。


「私はテイマースペシャルに挑戦しました。スノウは体力+5と回避+4をゲットして、私は魔法防御+3と布材です」


 布材を栞さんが鑑定した。


 アラミド繊維   耐熱(特大) 耐久(特大)


「聞いた事の無い素材ですね……性能は凄いです」


 ホクトさんも知らない素材みたいだ。


「マントにすればいいな」


 シャバニさんがマントに加工したいと言っている。


「得た物は当然ガチャを引いた人の物だけど、一時的にギルドの共有物にしてみんなで使ってみるというのはどうかしら?」

 

 ミンフィーがみんなに提案した。


「すまないが面倒だな。俺は装備も素材もギルドの物でいいと思っている。使わない物は全部ギルドに渡したい」


 ザリウスの意見にみんな賛成のようだ。


「分かったわ。欲しい時は遠慮なく言って。管理はホクトさんに任せるわね」


 これからドンドン装備も素材も入ってくるからね。


 僕も槍を使ってみよっと! 


 ダイヤモンドはプレゼントしちゃったけどいいよね!


 

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