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GIANT KILLING 〜荷物持ちのファンタジア〜  作者: ふぐ実
第一章 貧民区のお嬢様
50/166

chapter 50 迷える子羊達

ご愛読ありがとうございます

 〜 スライムダンジョン 改 ガチャルーム 〜


 ガチャを引く順番をザリウスの「風見鶏のワンド」で決める。


 ザリウスがカッコ良くワンドを構えたけど……ワンドのデザインは間抜けだ。


「風見鶏よ! ガチャを引く者を示せ!」


 クルクルクルクルっと間抜けなニワトリが回る……


 やっぱりミンフィーだよね


 っと思ったら栞さんの方を向いて止まった!


「え? 私ですか!」


 みんなミンフィーだと思っていたのでびっくりした。


 栞さんがガチャを引いた!


 スキル  状態異常治癒 範囲化


 装備   司祭の靴   栞専用 

             防御 +6

             神聖 +6

             状態異常耐性 +6


「うわ! これは凄いですね!!」


 栞さんは大喜びだ! 


 ザリウスがワンドを構えた。


「さぁ! 風見鶏よ! 次にガチャを引く者を示せ!」


 次はミンフィーだった。ミンフィーはちょっと考えているね。珍しいな……栞さんの範囲化は誰でも欲しいスキルだ。それくらい凄い。ミンフィーでも迷うよね。


 ミンフィーがガチャを引いた。


 スキル  状態異常耐性 +6

 

 装備   肥沃の(すき) ミンフィー専用 

               土に栄養を与える


 

 更に状態異常耐性を上げたね。徹底しているなぁ。ミンフィーはさっきのボス戦で1度も状態異常になっていない。


 次はティアナ、ニャンタ、アイリスの順番だった。この辺は欲しい物が決まっているね。


 やっと僕の番だ。


 スキル  状態異常治癒 範囲化


 装備   異次元リュックサック  モッシュ専用

                  空間収納(小)


 卒業記念リュックサックではもう限界だったんだよね。これでドロップ品を多く持って帰れるぞ!

 リュックサックの中を見たら、半分は普通の収納でもう半分が空間収納みたいだ。空間収納の所は真っ暗闇になっている。そこに手を突っ込んでアイテムや装備の出し入れが出来る。ちょっと空間収納は練習がいるみたいだね。空間から意図したアイテムを取り出す訓練がいるんだってさ。


 次はフェンの番。ちょっと迷っているかな……


 スキル 二刀流  武器を2本持った時 攻撃力UP


 装備  テイマーの腕輪 フェン専用

             テイムモンスター 能力UP


 これも凄いや! 範囲化じゃ無く攻撃力を選んだね。


 次はザリウスだった。今回は迷ってないみたい。


 スキル 魔力消費減  魔力の消費が減る


 装備  闇夜の杖  ザリウス専用

           魔力 +12

           状態異常魔法 +6

           状態異常魔法 範囲拡大


 今回は上手くイメージ出来たみたいだね! 

            

 最後はミシェルさんだね。ちゃんと運UPの装備も貸してあげる。飲み物も飲んでるよ。


「ミシェル、欲しいスキルと装備をしっかりイメージするのよ。ブレると変なのが出るわ」


 ミンフィーがアドバイスをした。変なのはザリウスのワンドだけど意外に役に立っているんだよね。


 ミシェルさんがガチャを引く!


 スキル  鑑定 +6


 装備   鑑定士の眼鏡   ミシェル専用

               鑑定 +6


「「おめでとう!!」」


 これは凄そうだ! もうなんでも鑑定出来ちゃうかも!?


「いいイメージだわ。いろんなスキルを知っているし、みんなが良いスキルを引いたのを見たのに全くブレて無いわ。最高の魔法使いになれそうなのにね」


 確かにミンフィーの言う通りだね……魔法使いはイメージが大事だ。ミシェルさんの魔法使いとしての能力はかなり高いはず。


「ありがとうございます。でも私は協会の職員である事を誇りに思っています」


 立派だ。自分の仕事に誇りを持って、全くブレていない。この人はプロフェッショナルだ。こんなに信用出来る人が自分達の担当として支えてくれている。


 風見鶏のワンドが彼女を最後にしたのは意味があったのかも? だとしたら超高性能だよね!


 最下層で前後衛を入れ替えての訓練をちょっとしてから脱出魔法でハウスに戻った。


 長めの昼休憩を取ってからヒツジダンジョンに挑戦する。


 〜 ヒツジダンジョン 改 〜


 ダンジョンに入るとすぐの所に小部屋があって扉がある。扉の横に貼り紙がしてあった。


『パーティーメンバーが揃ったらボタンを押す。小部屋内に10名以上居る場合は扉が開きません。このダンジョンは脱出魔法使用不可』


 扉の横にあるボタンをポチッと押した。ちょっと間があってから扉が自動で開いた。


 何だこれ? 意味あるのかな?


 ヒツジは睡眠魔法と頭突きによるノックバックを使ってきた。それだけでも厄介なのに他にも厄介事があった。


 迷路がかなり広くて複雑なんだよ……


 でも……風見鶏のワンドを使うと下への階段を簡単に見つける事が出来た。凄いじゃんこれ。


 欲しいな……


 下への階段を見つけたので一旦、戻る事にした。ここまで来るだけでも新装備のリュックサックが無ければ、持ち切れ無い程のアイテムをドロップした。それを室内訓練所に置いておく。


 いつもの様に前後衛を入れ替え、2組に分かれて特訓する。


 またボタンをポチッと押して中に入った。


 中に入ったら別々のルートに分かれて進行して行く。


 ヒツジの頭突きは威力は低いけどノックバックの効果が付いているので当たると吹っ飛ばされてしまう。ヒツジの割には動きがかなり素早いんだよね。


「あれ? すみません……道を間違えたようです」


 先頭を行くアイリスが迷ってしまったみたい。今までこんな事なかったのに。

 一応、僕がマッピングしてたから確認しながら進んだ。


 おかしい……


 途中でザリウス達が合流してくれたので風見鶏のワンドを頼りに進んで行く。


「こんな道、書いてないな……」


 なぜか下への階段に着いてしまったけど、前と全然違う。


「入る度に道が変化するダンジョンね」


 ミンフィーの言う通りだとすると大変だよ。毎回マッピングしながら進まないといけない。


 脱出魔法も使用出来ないし……


「本当に冒険者の実力を上げたいみたいね。行き帰りの時間と体力、魔力、アイテムのストックまで考慮して何処まで進むかを考えないといけないわ」


 ミンフィーはここでまた戻った方がいいと判断した。


「敵が再ポップするまでの時間が長そうです。必ず移動しないといけませんね」


 索敵スキル持ちのフェンが敵があまりポップしないと言っている。一つの小部屋だけに居座る事が出来ない様になっているみたいだね。


 次の層には準備を整えてから行く事にした。


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