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GIANT KILLING 〜荷物持ちのファンタジア〜  作者: ふぐ実
第一章 貧民区のお嬢様
49/166

chapter 49 面白い方がいいよ

ご愛読ありがとうございます

 〜 スライムダンジョン 改 〜


 今日は最下層を目指してボスも攻略する予定だ。前後衛の入れ替えは無しだね。


 第4層には黒色のスライムがいて視覚を異常状態にする「暗闇魔法」を使ってきた。迷路も複雑になってきていてマッピングをしっかりしていないと迷ってしまいそうだよ。


「基本が出来ていれば問題ないって事ですね」


 今日はミシェルさんがマッピング担当だ。さすが最優秀だね。マッピングも上手みたい。


 ボス部屋を発見した。


 入口に貼り紙がしてある。


 名前付 『100スライム』


 出現条件 


 ランクD以下で1名以上Eランクを含む10名未満のパーティー


 ガチャ目玉 各スキル +6


 最速クリア特典 レア率UP限定装備ガチャ


 初回クリア特典 装備ガチャ



「ミシェルさんがいるから名前付が出ますね」


「100スライムってまた分かりやすいですね」


「意地悪なようで意外に親切なんですよね。ちゃんとヒントがあるし、基本を守ればなんとかなりますし」


 +6のスキルが出るのか。これはみんな欲しいだろうな。けどランクが上がったら取れないって事だよな……


「既にランクが上がっている人達の救済策がいるかもしれませんね」


 ミシェルさんにちょっと聞いてみた。


「確かに……名前付が実装されたのも最近ですが、出現条件が明かされたのはつい先日ですからね」


 〜 スライムダンジョン 改 ボス部屋 〜


 出現条件を満たしているので「名前付」100スライムが出現した!


 いろんな色のスライムが100匹いるみたいだ!


 数が多すぎるな……前衛3人で後衛を囲んでも簡単に間を抜かれてしまう。


「円陣を組んで全員が前衛で行きましょう!」


 そうすれば自分の前の敵だけに集中出来る。一応、僕とフェン、スノウ、ミンフィーは均等間隔に分かれて、その間に後衛陣に入って貰った。


「行くよ!」


 僕が先頭で陣形を保ったまま中央まで進んだ! スライムが群がってくる! 多分、光っているスライムを攻撃すれば大丈夫だ。かなりの量のスライムが睡眠状態にされているけど、動けるヤツの方が圧倒的に多い。無敵状態の敵を相手に防戦一方になっている。


「絶対に間を抜かせないように!」


 集中して防御しながら反撃する。声を掛け合って状態異常を治していく。


「光っているスライムが居ます!」


 ミシェルさんが光っているスライムを発見した。


「魔法で攻撃してみて下さい!」


「ファイアボール!」


 ミシェルさんが火属性魔法ファイアボールでスライムを攻撃した! ……けどびくともしていない。


「強い!? 倒せませんでした!」


 攻撃が当たったら光が消えている……


 光っているスライムを探すけど、数が多すぎて山の様になっていて見えないヤツも多い。


「一度、前衛が飛び出して山を崩そう! 崩したらすぐに戻って! 行くよ!」


 陣形から抜けて山になっているスライムに突撃してぶっ叩きまくる! とにかく弾き飛ばして山を崩して陣形を組み直した。


「光っているのが2匹いるわ!」


 栞さんが2匹スライムが光っているのを発見した。青色と赤色のスライムだ。


 どういう事だ? 必ず何かあるはず……


「同時に攻撃してみよう! 栞さん、スノウ! 攻撃!」


 栞さんとスノウが陣形から飛び出して光っているスライムを2匹同時に攻撃した! 


 ポン! ポン!


 スライムが弾け飛んで消えた!


「よし! 正解みたいだね! 自分の前にいる光るスライムを攻撃! 声を掛けてタイミングを合わせて!」


 パーティーとして連携が取れているか試されているな! 


「残っている人は集中して陣形を保って!」


 とにかく自分の前は自分の担当だ! バラバラに戦って前後左右から攻撃されたら大変だよ。


「ピンポンパンポーン! スペシャルギミック発動よ!」


 また何かあるのか!


「光っているスライムが増えました!」


 ティアナの前に2匹! 僕の前に1匹! ザリウスの前に1匹!


「周りでフォローして攻撃! カウントするから誰がフォローするか即決めて!」


「3、2、1、GO!」


 ティアナの横にいたミンフィーがフォロー役で一緒に飛び出して攻撃した! スライムは必ず1撃で倒せる。焦る必要はないな。 何度も繰り返したので数が減ってきた……


「まだ何かギミックが発動するかもしれないよ! みんな集中して!」


 でも、基本は同じはずだ。光っているスライムを攻撃すればいい。


「ピンポンパンポーン! スペシャルギミック2 発動!」


 やっぱり来たな!


 スライムが無敵状態のまま集まっていく。ペタペタと重なって……合体して巨大スライムになってしまった! 色はまだらで気持ち悪い。


 ズルズルとこちらに近づいてくる。


「いつもの陣形で囲んで倒そう!」


 パッと散開して普段通りの陣形にした。僕が正面、右ミンフィー、左にフェン、スノウだね。


 スライムはブニュブニュと体のあちこちを動かして同時に攻撃してくる。状態異常魔法も好き勝手に巻き散らす。


「体の一部が光っています!」


 ミシェルさんが光っている場所を見つけた! 


「こちらも光ってます」


 フェンも見つけたらしい。


「前衛で同時攻撃! 3、2、1、GO!」


 僕は飛び上がって光っている部分をぶっ叩いた! 同時にフェンもムチで攻撃を繰り出す!


 ズズ……スライムが小さくなった!


「よし! このまま継続!」


 ドンドンとスライムは小さくなって……


 半分の大きさになった所で全体が光った!


「総攻撃!!」


 前衛が一気に攻撃を叩き込んだ!!


 ポトン……


「ピンポンパンポーン! おめでとうございます! 100スライムの討伐に成功しました!」


「よし!!」


 みんなで健闘を称え合った。チームワークがとても大事なボス戦でよく考えられているね。



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