表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/36

休み

結局神谷と帰っちゃったんだよな。

この前帰ったとき、次の日の朝待ち伏せさせれてたことを思い出す。

まさか今回もじゃないよな?


それは嫌だな、前回そのせいでクラスで目立ったんだよな。

待ち伏せより早く学校行くか。

それでも俺が珍しく一番に教室いたら目立つよな。

いつもの校舎裏で時間潰すしかないな。


そうして朝は早起きをして急いで家を出た。

これでも神谷が待ってたら一緒に行きたかったんだとか言われそうだったけど俺が遅いと思っているのかこの時間は待っていないようだ。


学校に着いたので早速校舎裏で時間を潰す。

俺なんで朝早くからこんなとこでコソコソしてんだろ。

いつもなら家でゆっくり出来ているはずなのに。


ぼーっとしているといつの間にか時間が経っていた。

そろそろ教室に行ってもいい時間だ。

神谷はもう教室にいんのかな?

流石にずっと待ってるなんてことないよな?

そう考えながらゆっくり教室に向かって歩く。


教室に着くといつも通りのクラスメイト達による騒がしさが俺を迎え入れる。

今日もほんとうるさいな、いつも何をそんなに話すことがあんの?

いつも通りのクラスメイト達をいつも通り不快に思いながら席に着くといつも通りでないものに気がつく。

いつも通りばっかうるさい。


そういや神谷いないな。

いつもならここで鬱陶しい絡みがあるはずなのに。

ほんとにまだ待ち伏せしてんの? 怖ぇわ。


菅谷先生が来ても神谷が来ることはなかった。

先生がSHRを滞りなく進行していく。


「今日も特に予定はない。いつも通り過ごしてくれ」


そう言い終わろうとしていたが蓮くんがクラスのほとんどが気になっていることを聞いてくれた。

まだ蓮くんの名字知らないんだよな。

つーか滞りできちゃうじゃん、何やってくれてんの?


「先生、神谷さんはお休みですか?」

「あぁ……そのことなら、急に仕事が入ったらしくてな休みだそうだ」


あぁってこの人絶対聞かれるまで覚えてなかっただろ。

まぁ別に公に言わなくてもいいことだけどね。

休みの理由なんていちいち言わなくてもいいだろう。

一般生徒と同じ扱いは神谷の望んでることだからいいことだな。


けどそれを聞いた俺の心境はあまり穏やかではなかった。

俺の朝の無駄な労力返せよ。

それならもっとゆっくりしてたわ。

あいつどこまでも自分勝手だな。

そういうことは先に言っとけ。


穏やかでなかったのはその時だけで授業を受けていると今日と言う日が素晴らしい日だということに気がつく。

神谷が休みということは今日一日は神谷がいないということだ。

あのウザ絡みがない、なんて素晴らしいことだ。

今日一日だけだが俺の平穏無事なぼっちライフを取り戻すことができた。


そして今日を終えれば休み。

そこも神谷はいない。

三日も連続で会わないでいいということだ。

これを喜ばない人間なんていないはずだ。


俺はその日いつも以上に舞い上がっていたように思う。

まぁ実際に見た目に変化出るほどじゃないよ。

流石にそれは目立って奇行に走った変人って思われかねない。

ぼっちは加速するかもしれんが俺はそういうのはしないって決めている。


この三日間を有意義に過ごしながら神谷への対策でもしっかり練っておこうと考える。

とりあえず一日目の学校生活は満喫することができた。

学校満喫とか変な言葉だな。



次の日

前日に夜更かしをしていていつも以上に遅くまで寝ているとチャイムの音で起こされる。


うるさいな、こんな朝から誰だ。

ってもうすぐ11時か。

宅配頼んだ覚えないけどな宗教の勧誘か?

ぼっちの俺に友達なんて来ないしな。

そう考えながら寝ぼけ眼確認するとそこには神谷が立っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ