表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ゴースト

作者: nana

 鳩は欲しているのか気づかないのかどっちなんだ

 あいまいなものは白黒つけたい

 オレンジの光照らす駅前を抜けるのは当たり前すぎて路地裏を抜けて明日を過去にする

 教室が嫌いだ

 その場にいるだけで透明になってしまう

 声は聞こえるし同調の嵐は勢いづく

 いつから主張の声をなくしたの?

 存在しない僕は無口になる

 なんでも言い合える関係なんて都合よすぎるよ

 誰かの振り向いた顔が歪んだ

 ほらそれが答えでしょう

 ゴースト

 僕は存在しないんだ

 そう思っていれば時計は刻み続けるでしょう?

 全員にいい顔するなんてできないよ

 抵抗が僕だけだから無視するんだろ?

 それでいいよ

 同調している方が疲れるから

 だから僕は厄介なゴーストなんだ

 白い群れに入れないのはゴーストには色がないから?

 そのせいで僕は浮いている

 と言っても白い群れに染まりたくないだけ

 だから自分だけの色をつければいいんだ


 暗い部屋でスマホの充電が切れていると安心する

 充電終えたスマホが勝手に起動しても空虚な言葉が光をなくす

 人間関係の採点なんか僕にはできない

 人生なんて大半曲がり角だらけだ

 存在しないことを選択する勇気が僕にあるならその存在しないことを認めてもらうぐらい噛みついちゃいけませんか

 わかってる

 知ってる

 そう僕が悪いんだろ

 

 白い世界には染まりたくないんだ

 そうなったら僕は他の色と交われない

 透明そのことで迷惑かけたか?

 色がないから無視するのか?

 白のふりをする疲れ果てた者よ

 ゴーストをなかったことにするのか?

 それならこの場所で

 存在しない色を探そう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ