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005 ウホッ♂ イイ教官

  早朝ギルドで俺は受付嬢に相談をしていた。剣術と魔法上達のために何をすればいいか聞いているのだ。


 剣術教室や魔法教室なるものが料理教室の感覚であれば良かったのだが、残念ながら無いらしい。


「でもどちらとも教えてもらうことは可能ですよ」


「詳しく聞いても?」


「はい、剣術の方はギルドが主催する初心者向けの訓練が明後日から行われます。D、E、Fランクの冒険者は無料参加でき、冒険者の基礎体力、能力、技術を十日間に渡り磨き、学ぶことができます。さらには一日三食はギルド持ち、寝床もこちらで用意しています。とはいえ、Fランク以外の方はほとんど参加しないですが」


「どうしてです?」


「D、Eの方はその訓練を一度受けていることが多いからです。訓練内容がかなりハードなものとなっており、毎年半数は脱落しますので。毎年受ける方はいないんですよ」


「そんなに厳しいのかぁ。でも冒険者としては基本的な剣術位は学んでおいた方がいいですよね」


「はい。Fランクの方にはこの訓練に参加するように推奨しているんですよ。確かタケトさんにもお伝えしたと思っておりましたが」


  あ、最近はゴブリン狩りに夢中になってたから関係ないと思って聞いてなかったわ。


「そ、そうですか。それで魔法はどちらで?」


 完全に聞いてなかったことに気づかれたらしい。すっごい冷たい視線が突き刺さってきた。


「それでしたら治療院で働くことでその報酬として教えてもらうことができますし、神殿の神官のもとに行って募金活動をすることでも教えてもらえますよ」


「そうでしたか。ではまず明後日の訓練の参加を希望したいのですが」


「わかりました。こちらで受付はしておきますので当日は普段着で朝八時にギルド前にお越しください。特に必要なものもありません」


「ありがとうございます」


  明後日まで時間がある。それまでの時間つぶしがてら治療院に行ってみることにした。


 入ってすぐ、「体の症状をこちらに記入してからお待ち下さい」と紙を渡されテンパってしまった。


 事情を話すとまず二日間働かさせて貰えることとなった。


「そうならそうと初めから言えばいいのに」


  あんたが間髪入れずに紙渡してきたんだろっ! 俺は悪くない。


  仕事といっても紙に書いてある症状を治療前に読み上げたり、タオルを洗ったり、掃除をしたりと何一つ難しいことは無かった。ただ、本場の治癒師が治療しているのを生で見れたのは良かった。


  魔法のスキルを得てからまだ【回復魔法】自体は使えない。どうやら魔法の類は自力では限度があるらしい。鎧によってできた足の擦り傷に何度も試したがMPが減るだけで何も起こらなかった。


  ただ、魔力の流れのようなものは感じることができた為、全く出来てないことはないと思う。


 休憩中の治癒院のおばさんに聞いたところによると、この魔力の流れというのが肝らしい。魔法は魔力の扱いに慣れてしまえば成立するそうだ。


  その観点からでみると、治癒師の回復魔法の魔力の流れを間近で感じながら仕事のできるこの環境は最高だ。


  ようやく一日の仕事が終わると別室で個人的に教えて貰えることになった。先生となるのは優しそうな女性だった。


 彼女は黒髪で、なんというかふくよかな体型だ。

 少し能力を鑑定させてもらおう。では失敬。



<名前> ククリ・バルケット

<種族> 人族

<年齢> 32

< LV > 45

<HP>160/160

<MP>850/1500

<攻撃力>20

<防御力>17

<素早さ>19

<魔攻力>170

<精神力>190

 装備:下着一式、治療服一式、結婚指輪

 スキル:【生活魔法Lv.58】【初級回復魔法Lv.99】【中級回復魔法Lv.78】【風魔法初級Lv.88】【初級料理Lv.99】【中級料理Lv.22】




  お、俺よりもスキルもレベルも高いだと。いや、MPどうなってるんだ?


 やはりステータスは人によって特化するらしいが、俺のステータスは未だにバランスが良すぎる。特化するにはなにか条件があるのかもしれないな。


「ーーあの、すみませーん? 大丈夫ですか?」


「あぁ、すみません。考え事してました」


  いかんいかん。余計なことは後で考えればいい。

  向かい合わせの席に座り、自己紹介に入る。


「本日は回復魔法を教えて頂けるということで楽しみにしていました。タケト=マツモトといいます。宜しくお願いします」


「礼儀正しい方で良かったわ。私はククリ・バルケットといいます。ククリでいいわ。二日間よろしくね。たしかギルドの訓練が終わってからまた来るんだったかしら?」


「ええ、そのつもりです」


「じゃ、明日までに基本は抑えたいわね」


  するとククリさんは棚からナイフを取り出して口を開いた。


「回復魔法は魔力の流れと傷が癒えるイメージが大切なの。みてて」


  ククリさんは自分の右手の親指の腹をナイフで軽く切る。


「あうぅ、痛そうです。大丈夫ですか?」


 思わず情けない声をあげてしまう。自分の指までムズムズするんだよなぁ。


「これくらいは平気よ」


 安心させるためだろう。俺に微笑む。

 一息入れてその切れ口に左手をかざした。

 そして回復魔法を唱える。


「ヒール」


  瞬間、親指は小さく優しい光に包まれて傷は消失した。


「今の魔力の流れ、回復するまでのイメージをしっかり覚えておいて。じゃ、これをイメージして繰り返し練習あるのみよ」


 そう言ってナイフを手渡してくる。俺は少し躊躇いながら親指に傷をつけた。思ったより痛いし、血を見ると少し緊張してしまう。


「ヒール。あれ? ヒール! ヒール!!」


 気持ちに合わせ声がおおきくなる。


「落ち着いて。気付いてないかも知れないけれど少しずつ回復してる。微力ではあるけど回復魔法は出来ているわ」


「すみません。ヒール」


  さっきと違い、落ち着いて目を閉じて唱えた。すると親指の先が少し暖かい。目を開けると僅かではあるが光っていた。しかし、傷は完治していない。


「やっぱり難しいです」


 やはり人に教えてもらうとはいえそう簡単にことは運ばない。これは骨が折れそうだ。

 分かっていた結果だが少し落ち込む。


 だが帰ってきたククリさんの反応は慰めではなかった。


「何言ってるの! 初めてでこれは凄いわ! 普通ここまで来るのに半年はかかるの。さっきは冗談のつもりだったけど明日までには型だけはできそうね」


「そ、そうなんですか」


  よくよく考えれば、普通の人は何もない状態から【初級回復魔法Lv.1】を得るための努力が必要なのだろう。


 しかし俺の場合、元々得た状態でやってるから、残念な結果に変わりない。才能があればスキルを持っている状態ですぐ使いこなせるはずだ。


  ただ凡人の俺でもこれを繰り返すことで着実に上達するんだから……ポジティブにいこう。


  そのまま二時間ほどこの練習をし続けた。ククリさんは「イメージは悪くない、あとは魔力の流れよ」「深呼吸してから唱えて」「絶対治せるって思わなきゃ効果がうすくなるの」など一回の詠唱に一個のアドバイスというハイスピードで意見してくれ終わりにはほとんど感覚が掴めていた。


 これは大きな収穫だ。感覚さえわかれば、自主練習も効率よく間違った方向には行かないだろう。


「今日はありがとうございました」


「こんなに早く上達するなんて、思ってもみなかったわ。剣術よりこっちの道を極めた方がいいんじゃない?」


  ククリさんに笑いながらそんなことを言われた。その言葉はとても嬉しかった。


  二日目の指導が終わる頃には小さな傷であれば完全に治るようになっていた。気のせいかMPの回復スピードも上がっている気がする。


「二日間ありがとうございました。訓練中も欠かさず練習します」


「お疲れ様。この調子じゃ、戻ってきた頃には中級が使えるようになったりしてね」


「これを目標に頑張りますよ」


「それならこのナイフをあげるわ。使い慣れたものだと練習しやすいでしょうし。ただし、訓練を疎かにしないようにね」


「勿論ですよ。ありがたく受け取らせて頂きます」


  こうしてあっという間に二日間は過ぎた。帰ってからは明日の訓練に向けて早めに寝た。





<名前> タケト=マツモト

<種族> 人族

<年齢> 17

< LV >32

<HP>680/680

<MP>680/680

<攻撃力>680

<防御力>680

<素早さ>680

<命中率>680

<会心率>680

<魔攻力>680

<精神力>3180

 装備:下着一式、私服一式、、アイテムポーチ

 所有金額:285632エン

 スキル:【全てを見通す目】【剣術Lv.23】【体術Lv.18】【初級回復魔法Lv.8】

 固有スキル:【年功序列】

 簡易設定:【自動換金 ON】



 ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎



  今日からギルドで訓練だ。

  宿には10日間出ることを伝えると荷物はロッカーに入れておくからその分の宿泊代を浮かせてくれるといってくれた。これはものすごく助かる。何度もお礼を言ってから出発した。


  ギルドに着くと30人程が集まっている。最近冒険者になる人は少ないと聞いていたので想像より多くて驚いた。


「よしお前ら並んだら俺についてこい」


 いつの間に現れたこれまたギルマス級のガチムチのおっさんが声高らかに命令してきた。

 恐らくは今回の訓練の指導者だろう。


 俺は他のメンバー――恐らくは新人冒険者――と共に歩き出した。


 しばらくして隊列は止まった。目的地に到着したようだ。


 するとさっきのガチムチおじさんが前にハキハキとした口調でこう告げた。


「諸君!今日からこの訓練の教官を務めるゴレアスという。ゴレアス教官と呼ぶように」


 拡声器でも使っているのかと思うほどの声量に、思わずたじろいだ。


「「「……」」」


 俺以外も同じようだ。


「返事が聞こえんぞ!!!」

「「「は、はい!」」」

「返事はサー、イェス、サー!これ以外は認めん!」

「「「サー、イェス、サー!」」」

「よろしいでは私がやめというまでグラウンドの周回だ!!」

「「「サー、イェス、サー!」」」


 うわぁ、これ絶対厳しいやつだ。


  こうして地獄の訓練は始まりを迎えた。思うに厳しい訓練の指導方法はどの世界でも結局同じになるっぽい。


  ランニング10km、腹筋、背筋、スクワット各300、剣の素振り1000回、さらには対人戦の試合を何度もさせられる。


 元々運動なんて滅多にしない俺にとって死ぬほど辛い。不幸中の幸いで運動神経は壊滅的とまではいかなかったため、気合でなんとか乗り越えた。


  10日間朝から夕方までそれらの体力強化や剣術の過酷な訓練をこなし、夜寝るまでの間惜しみなく回復魔法の練習に時間を費やした。訓練で仲間達の傷を癒してやったのも回復魔法の練習になった。


  元現代人であるからか、常に夜更かしをしていたからか、疲れていても深夜まで眠たくならない。その為に剣術と魔法、どちらとも相当な練習量をこなす事ができた。

  【剣術】スキルのおかげで対人戦ではほとんど負け無しだ。途中からゴレアス教官がマンツーマンで稽古をつけてくれるようになった。


「お前本当にFランクの人間か? なかなかいい太刀筋をしている。それに教えてからの飲み込みも早い」

「ありがとうございます」


  まさか異世界人スキルが上がりやすいっぽいんです〜なんて言えない。ただゴレアス教官から得られる経験値は相当高く【剣術】スキルのレベルは爆発的に上がった。


  ゴレアス教官は【剣術】スキルはレベルMAXであり他に【聖剣術】と【超剣術】を持っているのが強さの秘訣なのだろう。俺がいくら叩き込んでも1度も本気を見せることは無かった。


  最終日、ゴレアス教官の「よくここまでついてきた! 来年の訓練でまた会おう!」という言葉に、参加拒否の意思をつよく持ったのは俺だけじゃないはず。

 

「訓練中の怪我に回復魔法かけてくれたのマジで助かった! ありがとな」

「お前のあれがなきゃ体がいくつあっても足りねぇよ!」

「回復担当で俺のパーティに来ねえか?」

「ふふっ。お前無しじゃ、生きていけない体にされちまったぜ」


  別れ際に回復魔法の練習に付き合ってくれた奴らからお礼やパーティ勧誘を受けた。人に感謝されることになれてなかったために照れてしまったが、嬉しかった。


  こんなにいい気分なのは久しぶりだ。明日からまた頑張れそうだ。


  ステータスを確認すると相当上がっている。【初級回復魔法】も毎日限界まで試行したためか【中級回復魔法】に達している。

  新しい練習方法を聞きに明日は治療院に行こう。ククリさん驚くかな。

 

  俺は満ち足りた気分のまま久しぶりに宿に戻ってきた。入ったこの部屋が既に少し懐かしく感じる。迷わずベットにダイブし、夢の世界へ旅立った。


 後でエリンさんに聞いたのだが、寝言で「違います教官。ランニングサボったのはあいつです!」と数回叫んでいたという。



<名前> タケト=マツモト

<種族> 人族

<年齢> 17

< LV >39

<HP>790/790

<MP>790/790

<攻撃力>790

<防御力>790

<素早さ>790

<命中率>790

<会心率>790

<魔攻力>790

<精神力>3280

 装備:下着一式、私服一式、、アイテムポーチ

 所有金額:285632エン

 スキル:【全てを見通す目】【剣術Lv.87】【体術Lv.48】【初級回復魔法Lv.99】【中級回復魔法Lv.3】

 固有スキル:【年功序列】

 簡易設定:【自動換金 ON】




 ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎




ギルドの講習も終わり、久々に治癒院に通うことにした。1度手伝いをしたため、患者と間違われることなくすんなりと奥へ案内された。


 手伝いの内容はほぼ変わってなかったため、前回よりも格段に楽だった。慣れもあるのだろうが基礎体力が大幅に上がったためだ。訓練の成果を実感させられた。

  治癒院の仕事が終わりククリさんと例の部屋へ。


「ナイフお返しします。ありがとうございました」


「いいのよ。助けになったかしら?」


「はい。最初はよく使ってました。ただ訓練後半からは過酷な練習内容だったので、怪我したり、体を痛めた仲間達にひたすら回復魔法を施してました」


「練習もできて仲間達も助かる。一石二鳥な練習方を見つけたのね」


「ええ、物凄く感謝されてしまって。普段そんなこと言われる機会がなくて戸惑っちゃいましたよ」


 ククリさんはその言葉を聞いて嬉しそうにと微笑んだ。


「人のために頑張る仕事はありがとうの一言で救われるのよねぇ」


「治癒院の方々がなぜここで頑張れているのかわかった気がします」


  ククリさんはニヤリとしながら、「どれ位上達したのか見せて」と言った。差し出してきた親指はいつの間にかナイフで切られていた。


「ああ、俺がやればいいのに!」


「私にしてくれれば上達具合が感じれるのよ」


「そうでしたか。すみませ……いえ、ありがとうございます。では、ヒール」


  少し強めの光を発した瞬間、親指は完治していた。


「嘘でしょ……中級の回復魔法になっているわ! 冗談のつもりだったけどほんとに使えるようになってるなんて」


  ククリさんはそれから褒めちぎってきた。俺も少し驚かせてやろうと思って頑張った部分があったため、素直に嬉しかった。


「明日からしばらくの間うちで働いてみない? 給料は出るし上達にも大きめの怪我を治すのが一番の近道になるわ」


 確かに美味しすぎる条件だ。すぐに食いつく。


「そうですね。明日からお願いします」


  冒険者だけで過ごす気も毛頭ないし、何より回復魔法の上達になる上、給料も出る。断る理由もない。


「じゃあ練習しましょうか。今までと方法は変わらないけど『ヒール』ではなく『ハイヒール』って唱えるようにするの。タケトくんならそのうち上級、いや超級も使えるようになるかもね」


「そこを目指して頑張りますよ。唱える言葉が変わるだけで効果も変わるんですか?」


「ええ、最初はそれで中級の型を掴めるようになるはず。極めればそれこそ無詠唱でヒールとハイヒールを使い分けれるようになるの。呪文の違いだって、自分の使っている魔法に差があることを意識させるためって言われてるほどのものだし」


「まずは形からってことですね」


  それから2時間みっちりと練習した。例のごとくククリさんの膨大なアドバイスを受けながら。


  帰り際、明日の仕事アルバイト内容について確認してから治癒院を後にした。


  ベットで寝転び天上を見ながら眠気を待つ。


  いずれほかの魔法も使えるようになりたいが暫くは回復魔法に専念するべきだろう。固有スキルである【年功序列】の最大の恩恵を受けるためにはパーティーを組まなければ始まらない。ただ、まともに使える魔法が一つもないとなれば、自身がパーティーとしての役割を果たすのも難しくなってくる。


  他の冒険者から奴隷でパーティーを構成することを進められたが、それでも自分がパーティーに貢献できなければ成り立たない。現状、暫く治癒院で働くのが最善だ。


  回復担当は絶対に必要になる。その為にもまずは目の前にあるできることから始めよう。

  色々考え込んでいたが気づけば寝ていた。



 ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎


 次の日から俺は治癒院で働いていた。朝から初めて今はもう昼過ぎ。もう少しで昼休憩か。


「どの辺が痛みますか?」


「腰が痛むんよのぉ。特にここ、この付け根の辺りが」


「わかりました。ここですね? ……ハイヒール!」


「おお、痛みがすぅっと消えていったわい」


「お大事に。次の方どーぞ!」


 声を張り上げながら汗を拭う。


 なかなかにハードな仕事だ。ぶっ続けで魔法を使用するのもここまで長時間は経験が無い。MP回復を増進させるポーションも3本とも空になっている。


 俺の横で平気な顔して治療し続ける皆さん、凄いっす。ぱないっす。


 優しそうなおばさん達が実は物凄い実力者だらけだと気づき、頼もしいと同時に恐ろしさも感じるのだった。




 

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