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いつのまにか日間ランキング11位まであがって、ブックマークとポイントがグングン伸びて言ってます!とってもうれしいです!
3分ほど歩いたところに小さな二階建ての家が建っていた。このへんは基本的に木造の家が多く、コンクリートなどあるわけもなく、石造の家もぜんぜんない。
おばあさんに案内してもらった二階建ての家は扉の上に、道具屋とだけ書かれた看板があった。
おばあさんに案内され店の中に入ると、大きな棚がいくつもあり、そのなかにいろんな商品がおいてあった。
「ほれ、少し古いが使えるだろう。これで良ければタダでやるぞ?」
おばあさんが持ってきたのは小さめの2つの箱だった。
初級携帯用調合キット 状態:古
調合に必要最低限の道具がはいっているもの。年月が経ち少し古いが使用に問題はない。
初級携帯用鍛冶キット 状態:古
鍛冶に必要最低限の道具がはいっているもの。年月が経ち少し古いが使用に問題は無い。
アイテムを見るとこのような説明がでてきた。これは鑑定のスキルだろうか。レベルを上げるともっと見れる情報が増えたりするのだろうか。
「ありがとうございます!とても助かります!」
この2つで結構出費が抑えられたと思う。と思っていると近くに2つのキッドがあった値段を見ると
初級携帯用調合キット 2000エル
初級携帯用鍛冶キット 2000エル
初めに配られている所持金は5000エルなので普通に買うならほとんどがこれで消えていたことになる。おばあさんに感謝だなぁ。
ちなみにエルとはこの世界の通貨のことだ。
「おばあさんありがとうございました。ほんとに助かりました。最後におばあさんの名前を聞いてもいいですか?」
「こんなババアの名前聞いても意味はないよ。ばあさんとかおばばとかでいいよ。」
「じゃあおばばって呼ばせてもらいます。ありがとうございました。また来ます」
「あいよ、いつでもおいで。そんときはサービスしてあげるよ」
そういうと俺は道具屋をでて町を散策していた。
周りを見ると普通の家が多いがいろんな店があるようだ。肉屋、魚屋、八百屋や鍛冶屋、雑貨屋、なんでも屋というものまであった。行ってみたいがまだ所持金が少ないのでやめておいた。
そういえばおばばが冒険者ギルドがいいと言っていたな。ひとまずそこに行ってみるか。
近くにいたNPCに場所を教えてもらい冒険者ギルドへ向かうとそこには結構な人混みになっていた。
そこには4つの受付のようなものがあり1人は美女、1人はイケメン、もう2つは普通の人がしていた。
一目瞭然だった。なにがって?いや並んでる人の差がね?4割、4割、1割、1割くらいにわかれていて明らかに人の数がちがってね?
俺は美女のところよりさっさとすることをしようとしたかったので少ないところに列んだ。
「ようこそ、冒険者ギルド ファース支店へ」
「ここで冒険者の登録ができるって聞いて来たんですけど」
冒険者ギルドを教えて貰ったNPCに聞いておいた。
「はい、できますよ。登録には500エルの料金がかかりますがよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です。おねがいします」
「わかりました。ではこの紙に名前を書いてください。そしてこの石に手を置いてください。」
受付の人の言うとうりにすると受付の人が持っていたカードのようなものに名前とEという文字が書かれていた。
「ギルドランクなどの説明は必要ですか?」
「はい、お願いします」
「わかりました。ギルドランクは登録時は全員Eからはじまり、D
、C、B、A、Sの順番で上がっていきます。上がっていけば高い報酬のクエストや高難度の依頼などを受けれるようになります。受けられるクエストは自分のランクのクエストまでで一定の数を達成するとランクがあがるシステムになっています」
「わかりました。ありがとうございます」
「ではラークさん。早速依頼を受けますか?」
まだキッドはあっても材料がないからな。依頼と同時にすれば効率もいいだろう。
「はい、お願いします」
俺は依頼を受けることにした。
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