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お待たせしました!

ブックマークを見るとどんどん増えていって、ポイントもどんどん多くなり、いつの間にか日間ランキングに入っていてとてもびびりました。

とてもうれしいです!

はい、待ち待った日曜日。いつもより少し早めの朝に起きるようにアラームをセットしていた。

起きると俺は朝飯、水分補給、トイレ、など必要なことをすませベットでスタンバイしていた。


「よし、あと10分か...こういう時の時間ってめちゃくちゃ長く感じるんだよなぁ。あと5分になったらリンクして待機しておくか」


現在時刻11時55分 俺は意識を落とした。


「リンクスタート!」


いつもの目眩を感じ、目を開けると昨日見た白い空間だった。


「おっ、来たねぇ。昨日ぶりだねラーク」


「おう、スバルか」


後には小さい妖精のような小人、スバルがいた。


「じゃあ最後のサービスで少しヒントをあげようかな」


「ん、ヒント?このゲームは特に進めるストーリーとかないだろ?」


「いや、そういうのじゃなくてね。この世界はゲームだからね。君がしたい事をなんでもできる。この世界で一番必要なのはお金でも力でもない、必要なのはこの世界への好奇心だよ。好奇心を忘れないでね」


「おう、それっぽいこと言うじゃないか」


「あはは、この時間がおわったら君と会えなくなるからね。最後くらいはかっこつけようとおもってね。でもほんとに大切なことだからね?」


「あぁ、わかってるよ。ありがとな。ってか、もう会えなくなるのか?」


せっかくここまで教えて貰って仲良くなったのにもう会えないとかなったらそれは悲しいぞ。


「いや、ずっと会えないってわけじゃないよ。イベントとかででたりするからね。そういう意味じゃまたすぐ会えるかもしれないね」


「買いかぶりすぎだろ。折角いい職業付いたんだから大人しくポーションでも作ってるよ」


「それでもまたすぐ会えるとおもうなぁ。あっ、もう時間だ。ゲームの中に転移するよ。」


「あぁ、わかった。じゃあいろいろありがとなスバル。助かったよ」


「いやいや。せっかく僕の加護をあげたんだから強くなってもらわないとだからね。じゃあこれに入ってね」


スバルがそういうと、右に紫のもやもやしたのがでてきた。


「ごほん、じゃあやっぱり最後くらいはかっこよく決めようかな。牡羊座の加護を受け取りし者ラーク、この世界を楽しんでください。また合えることを期待しております」


「スバルにそんな口調は似合わねぇな。じゃ、また会おうぜ」


「せっかくそれっぽくしたのに酷いなぁ。じゃ、バイバーイ!」


俺は紫のもやもやの中に入り込んだ。

視界が暗くなり目を瞑った。開くとそこは街だった。俺は噴水の前に立っていた。そして周りには俺と似たような服装のプレイヤーと思われる人達がいっぱいいた。しかしその100人を超えるほどの人混みの中でほんの数人だけしっかりと装備をしているプレイヤーがいた。あれはβテスターなのだろうか?


「よし、まずはどうすればいいのだろうか。スバルに聞いておけばよかったな」


俺はともかく人混みから離れようと思い周りにあるたくさんの建物の近くにより人混みから抜け出した。

すると、横におばあちゃんがいた。たぶん服装からしてプレイヤーではなくNPC(ノンプレイヤーキャラクターの略)だろう。


「あのぉ、すいません。おばあさんはこの街の方ですか?」


「あぁ、そうだよ。どうかしたのかい?」


「はい、俺はこの街に来たばっかりなんですけど何をすればいいかわからなくてですね。なにかわかりませんかね」


「あぁ、やっぱりお前さんも異人か。今日は言われていた通り異人がおおいからねぇ」


異人とはプレイヤーのことだろうか。


「言われてたってどう意味ですか?」


「昨日、教会の神官が言ってたんだよ。神のお告げだってね」


へぇ、神様とかいるのかな。ってか星霊とかいるんだし神様とかもいそうだな。まぁ、いるとしてもどうせGMでしたとかいうオチだろうけど。


「異人ならまずは冒険者ギルトに行ってみたらどうだい?ギルドに登録すればいろんな店とかのサービスがあるよ?」


「ありがとうございます。行ってみたいと思います」


やっぱり人に聞いてみるのが一番だな。武器は貰えるならいいが、生産道具などはどうすればいいのだろうか。


「武器は貰えるとして、生産道具とかはどうすれば入手できるでしょうか?」


「それなら道具屋とかで適当に買えるよ。道具屋に来るならぜひうちの店に来てもらいたいが」


なんと、このおばあさん道具屋の人だったのか。ならば生産の道具とか買えるのだろうか。


「うちには初級の調合と鍛冶のセットしか置いてないねぇ。そうだ、うちに昔置いていた道具をあげようかい?」


「え?いいんですか!ぜひください!」


「いいよ、少しついてきな」


ありがとうおばあさん!幸先いいスタートだ。やっぱり僕は運がいいなぁ。

誤字などありましたら報告などよろしくお願いします。

作者のモチベが上がるのでブックマークやポイント評価をしてくださればとてもうれしいです。

よろしくお願いします!(`・ω・´)キリッ

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 冒険者ギル「ド」ですね。
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